日向(艦これ) 単語


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「伊勢型航空戦艦日向、推して参る」

日向(艦これ)とは、旧日本海軍の戦艦及び航空戦艦、「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する艦娘である。
CV:大坪由佳

そうか、私の概要なのか

日向伊勢型戦艦2番艦がモチーフのクールなお姉さん。姉妹艦である伊勢が事あるごとに日向に話しかける描写が多いのに対して、日向からは殆ど語られないどころか、似たような経緯で航空巡洋艦になった最上を気遣う方が多い (コミック版では「ウザイ」とまで言ってしまって伊勢が半泣きになることも……)。ただ、入渠修理の時は伊勢に後を託したり、中破の際には「伊勢には見せられない」と言ったり、最期の時も伊勢に別れを告げる・・・つまり伊勢のことを全面的に信頼しているから、非常時以外はいちいち言及しない姿勢と捉えることができる。

実は日向が最上に言及するセリフは一種類しかない。それでも伊勢より最上の方にご執心という印象になるのは、最上へのセリフがMVP時のものだからである。日向が強くてMVPを取りまくり、滅多に大損害を負わないものだから、印象として最上にばかり気にかけるイメージになるのだろう。

航空戦艦になってからは航空戦艦の有用性を語る事が多く、自身に対して強烈な自負がある。その辺りをネタにされ、提督諸氏からは「(日向/瑞雲)師匠」などと呼ばれる事も。
ただし、加賀のように同僚や他の艦娘に対して上から目線の台詞を発することはない。
事実、航空戦艦になると火力は下がるが(主砲を2基降ろしているので当然だが)対空及び索敵、回避が大幅に上がりバランスが良くなっている上、運の数値も伊勢と並んで戦艦では高数値(2015年末現在は榛名改二がトップで伊勢改・イタリアと同率3位)をマークしている。航空戦艦になる事で対潜攻撃能力を持つので戦艦の二巡攻撃特性を利用して航空・砲撃・対潜戦闘とあらゆる状況で運用できる万能性を得ている(但し適切な装備を吟味する必要有り)

空母の艦載機ほどではないが水上爆撃機も艦載機熟練度システムの恩恵を受ける事ができ、熟練度がMAXになると制空値が+9されるため、4-2や3-3のウィークリー周回時には制空値を航空戦艦で微調整し、空母に1スロでも多く艦上攻撃機/爆撃機を積んだりするために戦艦枠として採用される事もある。

また稼働日未定の艦これアーケードでは、姉妹艦の伊勢と共にタイトルロゴの艦船シルエットに採用されている。(二人の艦名の末尾だけを読むとセガになる)

色々な事ができるMMD界隈ではバード形態に変形したり大気圏突入したり当たり前のように飛んだりとぶっ飛んだ愛され方をしている。
 
ボイスには艦名を受け継いだヘリコプター搭載護衛艦・DDH-181「ひゅうが」に関する発言が多い(詳しくは後述)。

四コマ『吹雪、がんばります!』での活躍

No.003 伊勢型二番艦 戦艦 日向

伊勢と共に駆逐艦たちの面倒を見る。
暴走しがちな伊勢に対するツッコミ役。

『吹雪、がんばります!』第1巻 主な艦娘紹介!より引用 

公式四コマ『吹雪、がんばります!』では伊勢と並んで吹雪達駆逐艦の教官を務めており、後輩の艦娘からも信頼されている様子が伺える……が、同時に個性が強い戦艦や空母組のメンバーの抑え役にもなっていて気苦労が絶えない。最近ではサボり癖がある伊勢を監視することが多い。ゲームと比較するとクールというよりは生真面目なお姉さんになっている。

コミックアライブ『いつか静かな海で』での活躍

第一話の主役として連載開始時のイメージイラスト、コミックの表紙にも登場しており、作品全体の主役と云える存在(後述の第一護衛隊群「ひゅうが」との兼ね合いもあると思われる)

航空火力部隊旗艦として伊勢・最上・大井・時雨・夕立を率いている。前述の『吹雪、がんばります!』同様年少の艦娘から慕われており、伊勢にして「こういうのも似合うじゃん」と面倒見が良い一面も見られる。

一区切りとなるコミックス3巻の巻末エピローグにおいても、日向の目線をとおして鎮守府の日常が紹介され、伊勢・加賀らとともに、海上自衛隊の新世代DDHグループへと繋がっていく。

護衛艦「ひゅうが」との関わり

航空戦艦後の日向は自身と海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」に関係する発言が多く、この事が彼女の性格付けに大いに寄与している。

  • 「修理してもロクマルは積めないぞ」
    ひゅうがの艦載機である哨戒ヘリコプターSH-60Kの事。当然ながら航空戦艦にはヘリコプターの運用装備が無いので使えない・・・瑞雲や彗星と比べても重量が重いので(4t弱の瑞雲と比較して約3倍の11t)載せるだけでも甲板の強化と固定ジャッキは最低必要になる。
  • 「第一護衛隊群って・・・何だ?」
    旧横須賀鎮守府こと海上自衛隊横須賀基地所属の護衛隊群(艦隊)の事。ひゅうがはその旗艦である。2015年現在のひゅうがは舞鶴(旧舞鶴鎮守府)の第三護衛隊群に異動している。
  • 「VLS?いや、そんな装備は知らんぞ」
    ひゅうがにも搭載されているVLS(Vertical Launching System≒ミサイル垂直発射装置)の事。現代の艦艇には大は原子力空母、小はフリゲートまで搭載されている。日向に載せようとするなら取り付け部分の強度が要求されるので主砲を下ろすか飛行甲板の一部に装備する必要があるだろう。

改装航空戦艦、日向改二だ。さらに航空艤装を強化した。もちろん瑞雲の運用も可能だ、いけるな。

2019年3月27日、伊勢改二に遅れる事9か月。遂に日向改二が実装された。既に伊勢改二実装直後に実装が明言、2019年カレンダー一月度で伊勢改二とお揃いの衣装で出ており文字通り待望の実装である。

同年3月に艦状態でのスタイルと艦娘姿のシルエットが運営鎮守府から提示されており、「BBH-HYUGA」のネームが付けられており、その姿も伊勢改二との相違点が見られた(具体的には艦首主砲塔が伊勢改二は三連装砲塔2基に対して、日向改二は連装と三連装の混載。全通甲板の右舷前方にヘリコプターらしき着陸デッキとエレベーターとそちらに直結する形のカタパルト)

そして、上記の通り日向改二はあらゆる意味で伊勢とは一味違う改二としての方向性を指し示した。

第5スロットの開放・主砲塔は第1と2スロットのみ、艦戦・艦爆・艦偵が装備可能になりWG42が装備不可能になったのは共通だが、伊勢改二の57機の搭載に対して日向改二は50機と少なめ、更にスロットの配置数も伊勢改二が「2・2・22・22・9」に対して「2・4・22・11・11」となる。

対して日向改二のみのスキルと云えるのが「戦艦唯一の対潜先制攻撃可能」になった事である。ステータスを見れば一目瞭然だが、LV99で装備無しで対潜値「81」を叩き出し、駆逐艦はおろか一部の軽巡をも凌駕する対潜火力である。更に改二になって小型ソナーも装備可能になったので数値が100になれば当然先制対潜可能・・・だけでなく、持参装備である「オ号観測機改二」及び「カ号観測機」を2スロット装備する事でも対潜先制が出来るようになっている。

戦艦日向、出るぞ

1915年(大正4年)5月6日起工、1918年(大正7年)4月30日に就役。
当初は扶桑型戦艦の4番艦として着工する予定だったが、財政の都合と扶桑型就役後に発生した様々な問題により一部の設計を変更して「伊勢型」戦艦の2番艦として就役している(作中での扶桑の「伊勢、日向には負けたくないの」という発言は此処から来ている)。

艦これ劇中では語られていないが、「日向」は様々な災厄に見舞われている。

  • 就役直後の1919年(大正8年)10月、演習中に第3砲塔が爆発
  • 1924年(大正13年)9月、第4砲塔弾薬庫で火災発生
  • 1942年(昭和17年)5月、演習中に第5砲塔が爆発、応急修理して直後にミッドウェー海戦に参戦

・・・正直陸奥の爆沈を知るとよく無事だったなと感心せざるをえない。特に3番目の事故は日向(と伊勢)の運命を大きく変化させる切っ掛けであった。

ミッドウェー海戦後の空母戦力の補填のために戦艦の空母化改装が検討された。最終的な対象となったのは伊勢型及び扶桑型で、当初は完全な空母化を検討されていたものの工期と資材の都合から断念。結果、ちょうど第5砲塔が欠落していた日向と、同型艦である伊勢の5番・6番砲塔を撤去して飛行甲板を設置する案で決着がつき、1943年5月から工事が始まり11月末に完了した。
世界初(そして世界唯一)の航空戦艦の誕生である。同時に第四航空戦隊の旗艦としてかつての戦艦時代の艦長松田千秋少将(元・戦艦大和艦長)を戦隊司令官に迎える。

航空戦艦化したものの、本来搭載する予定だった水上偵察機「瑞雲」と艦上爆撃機「彗星」の生産及びパイロットの補充が遅れたために艦載機を搭載せず戦線に復帰した。1944年10月のレイテ沖海戦では、配備予定だった機体を直前の台湾沖航空戦に投入されてしまったため、結局艦載機が無い航空戦艦という本末転倒な状態で実戦投入される。
小沢艦隊と共に参戦した日向たち四航戦であったが、米艦載機の幾度にも渡る猛攻で護衛対象の瑞鶴ら空母4隻は次々と沈没。そして米第四次攻撃隊150機の矛先は、残存艦艇のなかで最も大型であった日向と伊勢に向けられた。
しかし飛行甲板には艦載機の代わりに対空火器が満載されており、それによる熾烈な弾幕射撃と松田少将の巧みな操艦が見事に噛み合わさって、米艦載機の攻撃をことごとく退ける。その結果として命中弾無し、かつ航空機多数を撃墜する戦果を上げた日向は29日に呉へ帰投した。

日向最後の花道と云えるのが1945年(昭和20年)2月の戦略物資輸送作戦「北号作戦」である。
シンガポールで格納庫から甲板上にまで物資を詰め込んで出航、途中潜水艦や航空機による攻撃を受けながらもレイテ沖海戦張りに回避やスコールを利用しての退避を繰り返し、損失0で呉に帰投するという神業を成し遂げた[1]
(とはいえ、この時日向と伊勢、軽巡「大淀」、駆逐艦「朝霜」、「初霜」、「霞」の物資量は中型輸送船1隻分でしかなかった。この事はコミック版でも伊勢が言及している)。

その後は燃料欠乏により呉の港湾で浮き砲台になっていたが、1945年(昭和20年)7月の呉軍港空襲により伊勢・榛名等の僚艦と共に大破、着底してしまう。1947年(昭和22年)7月、解体が完了して29年に及ぶ艦歴を閉じた。

ああ・・・ この関連動画は、伊勢には見せたくないな・・・

まあ、関連静画は盾ではないのだが

そうだ、関連商品を発見して購入・・・これだ

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関連項目

脚注

  1. *制海権・制空権を喪失した状況下での作戦であった為、上層部は「最悪は全滅する」と思っていたが、一隻も欠けずに帰投した日向達を見て狂喜乱舞した。というエピソードがあったとか。

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