松井稼頭央とは、かつて西武ライオンズに所属し、現在はヒューストン・アストロズに所属しているプロ野球選手、メジャーリーガーである。本名「松井和夫」。1975年生まれ、大阪府出身。
概要
- PL学園時代は投手として活躍していたが、故障に悩まされていた。1993年にドラフト3位で西武ライオンズに入団。この時期に内野手、スイッチヒッターに転向した。その後は功走手に優れた内野手となる。
- 1997年にレギュラーの座を掴み、その年のオールスターでは一試合4盗塁の新記録を樹立し、MVPを獲得した。
- 2002年にはスイッチヒッター史上初のトリプルスリーを達成した。
- ゴールデングラブ賞を4度受賞しているが、小坂誠と比較されることが多かった。
- 2004年からFA宣言してニューヨーク・メッツに移籍。新人としては史上初の「開幕戦新人初打席初本塁打」を記録。2005年の初打席も開幕戦でいきなり本塁打を打ち、2006年には開幕戦の初打席で日本人初のランニングホームランを記録した。しかしいずれのシーズンも活躍できなかった。
- 2006年からトレードでコロラド・ロッキーズに移籍、2007年には二塁手のレギュラーに定着し、リーグ優勝に貢献。ワールドシリーズではボストン・レッドソックスの岡島秀樹と対戦した。
- 2007年はヒューストン・アストロズに移籍。2009年に日米通算2000本安打を達成した。
- 松井秀喜が「ゴジラ」と呼ばれているのに対し、松井稼頭央は「リトル松井」と呼ばれている。
- 1997年、1998年、2000年にはテレビ番組「スポーツマンNo.1決定戦」に出演し、1997年には総合No.1に輝いている。
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