田村龍弘

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田村龍弘（たむら たつひろ、1994年5月13日-）とは、大阪府大阪狭山市出身のプロ野球選手（捕手）である。現在は千葉ロッテマリーンズに所属。

概要

千葉ロッテマリーンズ #27
田村龍弘
基本情報
国籍	日本
出身地	大阪府大阪狭山市
生年月日	1994年5月13日
身長 体重	172cm 81kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	捕手
プロ入り	2012年ドラフト3位
経歴
光星学院高等学校 千葉ロッテマリーンズ(2013年-)
国際大会
代表ﾁｰﾑ	日本
APBC	2017年
プロ野球選手テンプレート

小学校時代に北條史也と出会う。6年次にエースとして全国制覇。中学時代もオール狭山ボーイズで北条とバッテリーを組み、日本代表にも選ばれ世界大会4強の原動力となる。

北条の誘いでともに青森の光星学院に進むと、1年から仙台育英戦で1試合3本塁打を放ちレギュラーを獲得。2年夏の甲子園では三塁手として出場、準優勝に貢献。秋から捕手にコンバートされると、3年次はチームを3期連続甲子園準優勝に導き、北条と共に大いに注目を集めた。

2012年のドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズに3位で指名され入団した。背番号45。

ロッテ時代

2013年は二軍の正捕手を獲得し、7月とレギュラーシーズン閉幕直前に一軍でも7試合に出場。クライマックスシリーズでも3試合マスクを被るなど経験を積んだ。

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2014年は7月に一軍昇格。7月15日の福岡ソフトバンクホークス戦で、延長戦で急遽二塁手を守り好守を見せた。8月から捕手でレギュラーの座を獲得した。

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2015年は正捕手の座を獲得し、117試合に出場。持ち前の強肩で盗塁を許さず、12球団の中でNo. 1の盗塁阻止率を記録している。6月13日の読売ジャイアンツ戦でプロ初ホームランを記録した。

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2016年はオープン戦での調整遅れから開幕スタメンこそ吉田裕太に譲ったものの2試合目からは正捕手としてマスクを被る。打撃は相変わらず2割前後を行ったり来たりと苦しんでいたが、交流戦で突如覚醒。6月は月間打率4割をマークし月間MVPを獲得した。オールスターにも監督推薦で選出され初出場を果たす。シーズン後半は打撃好調も終わり、風邪で短期間ながら戦線離脱したことも影響し規定打席には僅かに届かなかったが、シーズンを通して正捕手の座を守り通した。オフに捕手部門でベストナインを受賞。背番号も22に変更された。

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2017年は132試合に出場し正捕手の座をキープ。オールスターにも2年連続で選出された。打率も2割を下回ることがほとんどなくなるなど成長が見られた。盗塁阻止率はパ・リーグトップの.337をマークした。オフにアジアプロ野球チャンピオンシップ（APBC）の日本代表に選出され、初戦の韓国戦でサヨナラタイムリーを記録した。

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2018年は初めて規定打席に到達。さらにチームの捕手としては実に50年ぶりとなる全試合出場を果たすなど正捕手の座を不動のものとした。

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2019年はシーズン前半は打撃不振と肉離れによる戦線離脱も重なり吉田・江村にスタメンを譲ることが増えた。6月に復帰するが今度は柿沼友哉の台頭を受け柿沼との併用状態となる。後半戦に入ると9月4日に初となるサヨナラ本塁打を放つなど打撃不振を脱し、柿沼の故障離脱もあり正捕手に復帰するが最終的に規定打席には届かなかった。またシーズンを通してリード面の問題を指摘され、柿沼との併用される要因となったり自身のスタメン時も試合終盤には細川亨にマスクを譲ることが増えた。

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2020年も開幕から柿沼と併用。9月には死球を受けて右手人差し指を剥離骨折し2週間ちょっと戦線離脱した。チーム全体の貧打のため柿沼よりは打力で勝ることもありスタメンマスク数では柿沼に勝ったが、打率.217と自身のバットも湿りがちで、92試合の出場で打席数も前年よりさらに大きく減らした。

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2021年は故障続きのシーズン。まず4月下旬に走塁中に肉離れを起こして戦線離脱。6月下旬に復帰したが、後半戦ではコンディションが万全でないとしてトレード加入の加藤匠馬に正捕手の座を奪われ、閉幕直前に左脇腹を痛めて戦線離脱。70試合の出場に留まり、クライマックスシリーズにも出場できなかった。

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2022年は自己最少の2試合に終わった。オフに背番号を27に変更した。

応援歌

同姓のプロレスラー・田村潔司のテーマソングが元ネタ。2017年からはJITTERIN'JINNの「クローバー」を原曲とした2曲目の応援歌も披露されている。

球団	レス	No	プレイヤー
ロッテ	応援歌のピコカキコ一覧#1378	14095

成績

• （2022年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
2013年	ﾛｯﾃ	7	7	7	0	2	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1	0	.286	.286
2014年		50	148	128	5	20	4	1	0	10	0	9	0	10	1	27	2	.156	.223
2015年		117	365	305	26	52	10	1	2	32	3	22	4	33	1	69	3	.170	.251
2016年		130	430	371	27	95	16	3	2	38	6	17	3	38	1	91	12	.256	.324
2017年		132	359	311	31	77	12	3	3	36	4	17	4	26	1	68	7	.248	.304
2018年		143	476	415	32	99	14	7	3	35	3	16	2	40	3	68	13	.239	.309
2019年		100	321	284	30	69	12	1	3	31	1	12	3	22	0	59	8	.243	.294
2020年		92	237	203	12	44	7	0	4	23	1	10	1	20	3	45	3	.217	.295
2021年		70	165	136	14	32	7	1	0	14	1	10	2	17	0	33	1	.235	.316
2022年		2	5	5	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.200	.200
NPB：10年		843	2513	2165	178	491	82	17	17	220	19	113	19	206	10	462	49	.227	.295

通算守備成績

機構	守備位置	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	捕逸
NPB	捕手	837	4634	619	33	59	.994	27
	二塁手	1	1	1	0	0	1.000	-

関連動画

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関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2012年度新人選手選択会議
  • 加藤翔平　/　松永昂大
• 千葉ロッテマリーンズ
• 北條史也