美々野くるみ 単語


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ミミノクルミ

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美々野くるみ(みみの くるみ)とは、『Yes!プリキュア5GoGo!』の主人公の一人である。
担当声優は仙台エリ(ミルキィローズ初登場期間は、仙台に事前承諾済で「?」になっていた)。

概要

5GoGoの序盤に颯爽と現れ、ピンチのプリキュア5を助けた謎の美少女。
その正体は前作「Yes!プリキュア5」のレギュラー妖精のミルクである。

5GoGoにて、お世話役見習いから準お世話役に昇進したミルク。・・・だったが、せっかく昇進したのにも関わらず王子達が世界のために再びプリキュアへ助力しなくてはならず、復興もそこそこに国を離れなくてはいけなくなる。
お世話役として宙に浮いてしまったミルクは、さびしさからあの手この手を尽くしていた。そんな、ある日青い薔薇の種を手に入れ、それを育てているうちに不思議な力を開花させる。その薔薇の力を受けて、人間に変身出来る力を得た状態がこの美々野くるみである。

5時代のかなり身勝手なミルクと比べると、比較的常識を弁えた大人である。よって、ただでさえ忙しいのに非常識な言動を繰り返す仲間達にひたすら突っ込みを入れなくてはいけない夏木りんにとっては、恵みとも言える新たな突っ込み要員の一人である。

薔薇の力のおかげか、身体能力がとても高くなっている。特にスポーツ面では天性の才能を持つりんちゃんとも互角に渡り合うほど。学力面も、ミルク時代に発揮出来なかった教養を人間に変身したことで遺憾なく発揮させられるようになった。
ただし肝心なところでドジを踏んだりなど、基本スペックは相変わらずなよく出来るドジッ娘である。

5時代から続くのぞみとのライバル関係も継続しているが、のぞみが頑張っている学力面はほぼくるみの一人勝ち。ナッツの影響かよく読書しているようで、本の内容に関する知識はかなりある。
人間に変身出来なかったからそう見えなかっただけで、実は前々から出来る子ではあったのだ。たぶん。 

また、ちょっとダメージを受けただけでヘコたれてしまうガラスのボディを持つイケメン3人どもとは違い、防御力がある。ただし無理しすぎると力尽きてミルクに戻ってしまう欠点があり、最初は人間の姿を保つのすらしんどかった様子。
そんなイケメン連中の中では、特にココを慕っている恋している。しかし現実とは残酷で、いつもナッツから支援を受ける立ち位置。しかも二人とも既に公式(?)嫁がいる。こいつぁ流石にあんまりである。

むしろカップリング展開としては、5当時に仲良くなったかれんとのものが多い。人間態になったことでその仲良し度がさらに進んだと言える。実際かれん相手だと甘えるようなシーンも見受けられる。
DX3では別れの前のシーンにおいて、無言でかれんを掴んだかと思ったらミルクに変身して号泣したり。そりゃ鑑賞者はもらい泣きするしかないだろうに・・・。 

初公開時は、前作でいろいろあって毛嫌いされていたこともあり、大友達はミルク正体説を必死に否定していた。理由としてはメインビジュアルでミルクとミルキィローズが一緒に映っていたことがあげられている。ただ、名前からして正体を隠す気があまりない(美々野くるみに至っては逆読みすると“みるくのみみ”になる) ので重視されてはいなかったが。

最後まで新キャラであってほしいという願いも聞かれたが、正体確定により多くの大友達がハートブレイクされた。しかしその後も後期EDのミス(ミルクとミルキィローズが同時出演)により、上の説が再浮上した。が、やっぱりミスでしかなく、後に修正された。
ミルクの見つけた薔薇は後にフローラが渡した種であることが判明し、返そうという話も出たようだが「ミルクの育てたもの」ということで晴れて自分の力として認められることなる。

いろいろあったものの、ミルキィローズの派手な戦闘シーンや、成長した精神面など。様々なプラス面が功を奏して以前よりも暖かく見守るファンが増えたのは間違い無いだろう。ちなみに恐ろしいほどに凸の広い。その凸の広さたるや歴代随一で、並ぶものはいても超えるものはなかなかいない。 

そして時は流れ『キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~』では更なるスキルアップを目指し人間界に定住しているようで、派遣の秘書業を生業としている。勤務先のアタマの硬い上司に手を焼きながらも奮闘しているようだ。お酒はあんまし強くない模様。

ミルク

プリキュアシリーズでは11番目の歴代妖精。

パルミエ王国のお世話役見習い→準お世話役。
元祖のポルンより受け継がれてきたウザマスコットキャラ。
5放映当時、まだニコニコに本編うpが容認されていた頃の嫌われっぷりは記憶に新しい。口癖は「~~ミル」。

ウサギのように、というかウサギ以上に長い耳を持った外見が特徴。
いつもトラベルバッグを手に引いていたが、続編からは見られなくなった(同時にアイテム変身能力も失った)。

性格は腹黒く、自分勝手なトラブルメーカー。
家出・(主にのぞみとの)口喧嘩・ビーズを壊してプリキュア5分裂危機の原因を作る・騙されてドリームコレット(作中のキーアイテム)を敵に渡してしまう。
などなど、致命的なミスや視聴者の心象を悪くするような展開が多かった。
特にプリキュア5解散回ではその結果、女児アニメとは思えないドロドロ展開になったこともあり、かなり批判された。

が、続編で昇進した関係か、以前よりかは格段と大人になり、くるみがメインになったことで腹黒さは影を潜めた。
むしろオールスターズシリーズなどにおいて、ちょっと大人なところを魅せている。
おまけに敵の幹部と一瞬とはいえ妖精体で張り合うなど、「お前強すぎじゃね?」なシーンが見られるようになった。
おかげで続編はより好意的な目が増えた。

5時代はプリキュア5最強必殺技「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」を発動させるアイテムに変身。
5GoGoでは番組内最強(?)戦士に変身と、実は5シリーズ通しての超重要キャラだった。

ミルキィローズ

-青い薔薇は秘密のしるし-

「スカイローズ・トランスレイト」という掛け声でくるみが変身する。
髪型がミルクの長くて大きな耳を彷彿させるのがポイント。
5GoGo!でドリームがへそを出さなくなったため消滅したと思われていたへそ出し要員である。
しかし衣装デザインの関係でへそ出しルックに見えにくいため、忘れられがち。
実際にはプリキュアではないが、商品展開といった外部的にはプリキュアと同様の扱いである。
オールスターズにもちゃんとプリキュアの一員として数えられている。イメージカラーは紫。

髪の毛がシャイニールミナス並に増毛するが、ルミナスとは違ってこちらはよく働く。
むしろたまに働きすぎることがあり、5シリーズにおけるチートキャラポジションを担う。
ルミナスが防御特化タイプならば、ローズは攻撃特化タイプと言える。

5人がかりで倒せなかった超獣化スコルプさんを一人で叩き潰したり、
映画ではムシバーン相手にDBばりの空中戦闘を繰り広げたり、
オールスターズにおいてはDX1で見せて以降もはやローズの代名詞と化したクレーターパンチ
DX2ではミルクに瞬時に変わることによるオープンゲット回避を駆使した頭脳戦を見せるなど、
実はプリキュア達の美味しいところを持っていってしまっているパターンをよく見かける(一説によるとプリキュア5人分の力を秘めているとかなんとか)。
よって、ミルキィローズが活躍するバトルシーンにハズレは少ない。つかすごいカッコイイのが多い。

しかしチートキャラの宿命か体力消耗が激しく、よくこの姿を保っていられずミルクに戻ってしまうことがある。
この場合疲れ果ててしまうため、すぐにまた変身とはいかないようだ。
余談だがパズルゲーム『プリキュアつながるぱずるん』ではこの特性を生かしてか、
ローズを使ってHPギリギリの瀕死状態でゲームクリアすると、
勝ちボイスがミルクの状態になるという小ネタが挟み込まれている。

必殺技は「ミルキィローズ・ブリザード」。
そしてナッツの力でミルキィノートの力を受けて、「ミルキィローズ・メタル・ブリザード」が使えるようになる。
ちょっとパーツがついただけで大して必殺バンクは変わっていないのに・・・。

ところがどっこい、当時のミルキィローズは女児に大人気であった。
「一番強そうなのは?」というランキングで、オールスターズ第1作目公開当時、
プリキュアを差し置いてトップを飾る
幼女だろうが男児だろうが、やっぱり強さは正義である。

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関連項目

  • プリキュアの一覧
  • プリキュアの妖精一覧
  • 仙台エリ
  • Yes!プリキュア5
  • Yes!プリキュア5GoGo!
  • 夢原のぞみ / キュアドリーム
  • 夏木りん / キュアルージュ
  • 春日野うらら / キュアレモネード
  • 秋元こまち / キュアミント
  • 水無月かれん / キュアアクア
  • かれミル(かれくる)
  • 黒川エレン / 花海ことは / モフルン / キラ星シエル / ペコリン(妖精出身の後輩プリキュア(モフルンは映画限定)。シエルは6人目&人間にも妖精にもなれる繋がりもあり)
  • 円亜久里(活躍制限のある後輩プリキュア(ただし後に克服))
  • 薔薇
  • チート
  • バランスブレイカー
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