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頭文字Dとは、1995年から講談社の「週刊ヤングマガジン」で連載中のしげの秀一(因みにしげの氏はバイク漫画「バリバリ伝説(バリ伝)」の作者でもある)原作の車(主に峠バトル)漫画及び同作品を原作としたアニメ、アニメ映画及び香港映画である。

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概要

初期は群馬県の上毛三山(榛名山(作中では秋名山)、妙義山、赤城山)や碓氷峠、いろは坂(第一いろは坂)等を舞台に主人公である藤原拓海が父親で藤原とうふ店店主の藤原文太の愛車「トヨタ・スプリンタートレノ」(AE86型、愛称ハチロク)を駆り、強力なライバル達を相手に峠バトルを繰り広げると言った内容が主である(勿論青春モノの内容も含んでいる)。後半では登場人物である高橋涼介率いるプロジェクトDの活動が主な内容で、関東の峠を舞台に更に強力なライバルとのバトルの中で拓海と高橋啓介の成長などをテーマとして現在も連載中で、2009年3月現在38巻まで発行されている。

頭文字Dのヒットにより、一般層にもハチロクの愛称が知れ渡り、当時ハチロク=レビンと言った印象を一変させただけでなく、1983年発売の車にも拘らず中古市場でのハチロクトレノの需要が急増し市場価格が跳ね上がる現象が発生した。その反面、内容に感化されて実際にドリフトなどの暴走行為を行ない、最悪民家や店舗に突っ込む事故等の問題も発生し、舞台となった峠道では実際にセンターポールの設置等の対策に追われた。

また、数多くのメディアミックスも行なわれており、現在までにアニメ(First、Secondはフジテレビ系列、FourceはスカイパーフェクTV!のPPV放送)やOVA、映画(Third Stage(2001年)、実写香港映画(2005年):アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督)、アーケードゲーム(ArcadeStage1~5)、家庭用ゲームなど多岐に渡る。

特にアニメ・ゲーム共に使用されているユーロビートはバトルシーンの躍動感をより盛り上げる効果を生み出し、リスナーを開拓するなど繋がりが未だに強い。更に頭文字Dのアニメ・ゲーム等のOP・ED及び挿入曲を担当するエイベックス所属のm.o.v.eの存在もより強いものであり、m.o.v.e無くして頭文字Dは語れないと言われる程定着してきている。

あまりの人気からか頭文字Dをパロディとして取り込んだ作品も数多くある。(例:アニメ「らき☆すた」第6話でスバル・ヴィヴィオRX-Rとマツダ・RX-7(FD3Sの6型)がガチンコバトルするチョメチョメD、車を電車(主に関西私鉄)に置き換えた電車でD等)

ニコニコ動画での傾向

ArcadeStageシリーズのプレイ動画を筆頭に、メディアミックスが多いせいかアニメ本編やユーロビート集、別のゲームで頭文字Dを再現した物などジャンルが多岐にわたっていたが、最近では権利者削除をされる動画が多くなった。
また、ArcadeStageシリーズは、特に未成年者(特に中学生・高校生)がプレイする姿が目に付き、フェアプレイとは程遠い行為が横行した事や、ArcadeStageシリーズの動画において「ヘタクソ」や「オレの方が速い」などの幼稚なコメントと、実車系の動画で知った被ったような発言をする事がままある事から一部では仁D厨と呼ばれ忌み嫌われているのが現状である。

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関連項目

  • チョメチョメD
  • 電車でD
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