風来のシレンシリーズのモンスター一覧とは、風来のシレンシリーズに登場した多彩な能力を持つモンスターたちの概略である。
系統別に五十音順で表記し、弱い(と思われる)ほうから上に書いていくていくが、名称や系統にぶれがある場合は何かしらの表記をする。
一人でまとめることは事実上不可能であるため、加筆訂正求む。本家に倣い、多少のネタは挿入可。
あ行
アイアンヘッド系
鎖で繋がった自身の頭を投げつけてくる一ツ目でパワー系のモンスター。初代SFCとGB1以外の作品では2~3マス先まで攻撃が届く。そうでなくとも攻撃力が高く、敵を巻き込んでレベルアップされた日にはたまったものではない。
作品によっては3マス先に攻撃できる両手武器「アイアンヘッドの頭」を落とす時がある。
何気にタウロス系と並びシリーズ皆勤賞のモンスターであったが、シレン3にてまさかの脱落。
- アイアンヘッド
作品によって異なるが2~3マス先まで攻撃が届く。生前は頭突きが強いのが自慢だった。
- チェインヘッド
同上。首が長いことを殊更に自慢していた男が、ある日目覚めるとチェインヘッドになっていたという。
- ギガヘッド
同上。生前は10億ギタン持っていたらしいが、倒してもギタンは落とさない。
- デスヘッド
DSから追加されたLv4、能力は同上。ヒドイ顔を飛ばしてくるナルシストである。
足軽どん系
特殊な盾を装備した低頭身の鎧武者で刀系のモンスター。
足軽どん以外は各々何かを跳ね返す能力を持っているため、特性を覚えておかないと痛い目に逢う。
残念ながらケンゴウで装備品を弾いても対応する盾は得られない、残念である。
尚、シレン2では足軽どんがLv1だが、GB2ではサムライどんがLv1で、以降1つずつズレている。
また、名前の表記も2が漢字でGB2は平仮名となっているが、便宜上漢字で統一する。
- 足軽どん
やや防御が高いが、何も跳ねかえしてはこない。
- 侍どん
バトルカウンターを装備しており、こちらの直接攻撃を跳ね返してくる。
- 大将どん
山彦の盾を装備しており、こちらの魔法を跳ね返してくる。杖の種類によっては有効利用できる。
- 殿様どん
はねかえしの盾を装備しているらしく、投擲物を跳ね返してくる。
ドシャブリ坊主で封印できるあたり、もしかしたら【返】印なのかもしれない。
- 大名どん
GB2ではサムライどんがLv1であったためDS2で追加されたLv4で、正確には「ダイミョウどん」。
攻撃、魔法、投擲の全てを跳ね返す盾を装備している…一体どんな盾なんだソレは。
ウツボカズラ系
シレンGB2及びシレンDS2にのみ登場するモンスターで、投げつけたアイテムを飲み込んでパワーアップし、倒す(又は何らかの方法アイテムを奪う)と何らかの良変化を与えた状態で落とすという便利なモンスターである。これを利用した無限コンボが存在したことで、シレンGB2の奈落の果て(もっと不思議)の難易度は激減したと言われている。これが仕様だった(開発側も気が付いていた)のかは不明であるが、DS2で追加されたLv4は「吸収の壺」1つで無限コンボが可能と太っ腹な仕様となっている。
- ウツボカズラ
アイテムを一つ飲み込み、草に変化させる。いらないアイテムや矢を撃てば草を稼げる。
こいつのみ投げた物と違う者ものが帰ってくることを忘れないように。
- 識別カズラ
アイテムを一つ飲み込み、識別された状態で落とす。
- 祝福カズラ
アイテムを一つ飲み込み、祝福された状態で落とす。これに、モンスターの能力を吸う「吸収の壺」と壺の容量を増やす「壺増大の巻物」を組み合わせることで無限に道具を祝福可能となり、さらに「天(地)の恵みの巻物」も組み合わせれば武器や盾を最強にできる。
- 強化カズラ
DS2で追加されたLv4。アイテムを一つ飲み込み、強化された状態で落とす。
武器盾矢杖は+5され、壺は容量が[5]となり、おにぎりは大きくなり、巻物は白紙になり、腕輪はヒビが直る。
この能力を「吸収の壺」で吸って、床に置いた状態で「押す」ことで壺自身の容量を[5]に戻せるため吸収の壺が一つあればこの効果を無限に使いまくることができるため、GB2よりも簡単に無限強化が可能になり、さらにGB2では出来なかった「貴重な矢の無限増殖」と「白紙量産」が可能になった。
おばけ大根系
大根に目玉がついたような容姿。バッドステータスの草を投げつけてくる。作品によってはゴースト系であり、薬草などでダメージを与えられることがある。
- おばけ大根
2マス以内に近づくと「毒草」を投げてくる。効果は鈍足+ちから-1。
序盤でこれを食らうとやり直したくなる。
- めまわし大根
5マス(又は3マス)以内に近づくと「混乱草」を投げてくる。直線上にいなくても届く。
作品によっては既に混乱している場合、毒草を投げてくる場合もある。
矢が無い場合(矢は混乱の影響を受けないので)、非常に危険な敵。
- ねむり大根
5マス(又は3マス)以内に近づくと「睡眠草」を投げてくる。直線上にいなくても届く。
作品によっては眠った所に毒草を投げてくる場合もあり、毒草を食らうと睡眠ターンが倍増する。
複数敵がいる状態で眠ったら詰みである。
- みだれ大根
同じ部屋にいると「キグニ族の種」を投げてくる。さらに毒草も投げてくる。もはや危険とかいうレベルではない。DS2では射程3マスで投げてくるのも毒草と睡眠草となっており、どっちかと言うと「きとく大根」である。
オヤジ戦車系
コドモ戦車系の上位にあたる爆弾系モンスターで、固定ダメージで壁や敵に当たると周囲8マスに誘爆する砲弾を直線状に発射してくる。水をかけると封印できる。自分の爆風では自爆しないが、爆発攻撃は普通に効く。
大砲の弾は身かわしできないが跳ね返すことは可能。また、ヒマキチやヘイジは投げ返して反撃できる。
特性上コドモ戦車系以上に敵を巻き込みやすく手がつけられない強さとなることも多い。
尚、作品によってはボウヤー系に含まれる時もあり、その際はオヤジ戦車がLv3イッテツ戦車がLv4となる。
このため、この系統はボウヤー・コドモ戦車・オヤジ戦車・イッテツ戦車のみシリーズ皆勤賞である。
- オヤジ戦車
オヤジ戦車系が独立の場合は鈍足行動、
ボウヤー系Lv3となっている時は等速で行動し大砲の弾を撃つ。
-
ガンコ戦車
等速で行動し大砲の弾を撃つ。対策としては軸をずらしながら接近すること。
- ゴウジョウ戦車
3及びDS2で追加されたが、他のモンスターと異なりLv3に追加された。
倍速で行動し大砲の弾を撃つ。地雷ナバリの盾が無いと厳しい。
-
イッテツ戦車
倍速で行動し高威力の大砲の弾を乱射するオヤジ戦車系最強のモンスター。
SFC版ではアークドラゴンと双璧をなす程の強さを誇る。命名は「親父、頑固一徹」という流れ。
- ヘンクツ戦車
DS1でイッテツ戦車の上に追加されたLv4なのだが、3やDS2ではゴウジョウ戦車が追加されたため
以降は受け継がれなかった。
か行
火炎入道系
燃えさかる人型の化け物。弓矢やアイテムの投擲を無効化する。同じ階層の敵よりHPや攻撃力が高く、難敵である。さらに炎を受けるとレベルアップし、爆風を受けると分裂、水がかかると即死する。
キグニ族等と同様にレベルアップでは姿が変わらず(作品によっては数レベルごとに色が変わる)レベル99まで少しづつステータスが成長していく。
この特徴を利用して何らかの方法で炎を当て続けてLv99まで育て、可能なら爆風を当てて分裂させて、水をかけて倒すことで経験値を荒稼ぎすることができる。
かさタヌキ系
アイテムに化けた状態で登場し、GB1ではンドゥバ系と同じく拾おうとした瞬間襲ってくる。GB2・DS2では、使おうとしたり壺に入れたりすると初めて姿を現し、襲ってくる。 レアアイテムに化けていた時は悔しさ倍増、巻物など緊急回避の秘蔵アイテムに化けられていた時は一転ピンチ到来である。
- かさタヌキ
- からかさタヌキ
- たんたんタヌキ
GB2では階を跨いでも正体を現さない。レアアイテムだと思って持ち帰ったら…ということが発生する。
- ぽんぽこタヌキ
DS2で追加されたLv4。敵を前にした時は、正体をよく確認すること。
ガマラ系
がま口財布のような外見。目玉は財布の中にある。シレンのギダンを盗んでワープする。また落ちているギダンの上に居座る習性がある。
- ガマラ
全シリーズ変わらぬ緑のがまぐち。ワープした後は倍速で逃げ回るが、以降はワープしないのではぐれメタルより楽。
- ガマグッチ
「がまぐち」と、ブランド名「Gucci」を掛けた、「ボウヤー」の次点で名前に洒落の効いたモンスター。全シリーズ紫色で、ガマラより大分耐久が高めなので標準レベルで出現階に来たときは一撃で倒せないことが多い。あとガマラより盗む金額が多く、1000ギタン以上盗まれることも珍しくない。
- ガマゴン
黒がまぐちであるが、64とアスカ見参では金色(黄色)である。全シリーズ共通で防御力は高く、倒しにくい。天馬峠でのガマゴン狩りは、慣れた風来人ならば必ず行うほどの、こばみ谷必勝の策である。
- ガマドーン
DS1ではガマゴンまでと何ら変わりない雑魚であるが、シレン3では落ちているギタンを拾い集め、投げつけてくる。
カラス天狗系

同じ階層に居る別のモンスターに化ける。見た目が変わるだけでそのモンスターが持っている特技を使うことはできない。
- カラス天狗
- ハヤブサ天狗
- イヌワシ天狗
- ホウオウ天狗
ゲイズ系
![ゲイズ系 ゲイズ系]()
シレンを1ターン操り、でたらめな行動をとらせる催眠術を使用する一つ目モンスターで、シリーズ全作の皆勤賞モンスター。シレンシリーズでも最も危険な能力の一つであり、「シレンを動かす」と言う特徴から悲喜劇の元となる。DS1及び3では催眠術の頻度があまりにも高かったため、接近するだけで危険だった。この催眠術はやまびこの盾、ない時はゲイズの盾があれば防ぐことができる。
- ゲイズ
- スーパーゲイズ
- ハイパーゲイズ
-
ウルトラゲイズ
DS1で追加されたLv4モンスター。何気に硬い。
- ゲンナマゲイズ
3とDS2のLv4モンスター。3では部屋全体に催眠術を仕掛けるという恐ろしい特技を持っていた。
開発当時は「ビ○ゲイズ」という名前だったらしいが、『流石に不謹慎だし色々マズいだろう』と没案に。
倒すと現金(げんなま)5000ギタンを落とす。
ケロぼうず系
装備品を錆びさせる雨を降らせるモンスター、姿はカワイイのだが…
シレン2よりシレン3のほうが全体的に能力が強化されている。
ミドロ系と異なり分裂はせず普通に攻撃してくるため、武器盾をはずして戦うのは危険である。
仲間にした場合は敵の防御力を下げるが、2のドシャブリぼうずのみ封印になっている。
- ケロぼうず
シレン2では通常攻撃のみだったが、シレン3では剣か盾の修正値を1下げてくる。
シレン3では土属性能力のためまれに透明化し、不意打ちで襲ってくることも。
- ケロケロぼうず
シレン2では剣か盾の修正値を1下げてくるが、シレン3では2下げてくる。
- ジャノメぼうず
シレン2ではケロケロぼうずと同じなので大した脅威ではないが、
シレン3では武器と盾の修正値を1下げるか武器か盾のメッキを剥がすか印を1つ剥がしてくる。
- ドシャブリぼうず
シレン2では武器か盾の修正値を1下げるか武器か盾のメッキを剥がすか印を1つ剥がしてくる。
仲間にすると成長回数が多いため、仲間モンスターとしても割と有能だった。
シレン3では武器と盾の修正値を2下げるか、武器か盾か腕輪のメッキを剥がすか印を1つ剥がしてくる。
ベースの印は剥がせないので、腕輪は魔転換など一番重要な印をもつものをベースにするとよい。
ケンゴウ系
シレンの装備しているものを弾き飛ばす技を使う剣の達人でパワー系で刀系モンスター。
後ろに敵や落とし穴などがあった場合鍛えた装備が一瞬でロストする非常に危険な敵である。
壁を背にすればロストの危険は減るが、素の攻撃力も高いため装備が外れることによる能力低下だけでも十分危険。
必着の腕輪がある作品ならそれで回避可能。
仲間にすれば敵から装備品を弾けるため大量の装備品を稼ぐことができ、装備品の強化が劇的に楽になる
エレキ箱はキチゾーの自信作で、その使い勝手は素晴らしい。
- ケンゴウ
シレンの装備中の盾を後ろに弾き飛ばす。どの作品でも初心者殺しの代表格である。タイマンなら盾をはずして戦う手もあるがシレン3では雷属性による麻痺攻撃も重なり、かなりの強敵であった。
- イアイ
シレンの装備している剣か盾を後ろに弾き飛ばす。味方にすると装備品稼ぎが非常に楽になる。筆者はアスカ見参で装備を欲しがっていた救助依頼者にイアイの箱を送りつけ、喜ばれたことがある。
- シハン
シレンの装備している剣か盾か腕輪を後ろに弾き飛ばすツワモノ。あかずの間など、強力な装備を持ち込んでいるダンジョンではねだやしも考慮したほうが良い。
- タツジン
3でのLv4モンスター。シレンが装備中のあらゆる装備品をあらぬ方向に弾き飛ばすバケモノ。必着の腕輪が無い場合は出来るだけタイマンで挑むこと。
さ行
しおいやん系
カラフルなナメクジのモンスター。舐められると力が大きく減少する。ドレイン避けの腕輪、うろこの盾などで防げる。真に恐ろしいのは、行動のほとんどが力依存である、仲間の力を減らされることである。
塩が弱点なのだが塩はない…のだが、毒消し草をぶつければ少しは効く。
味方にすると敵の攻撃力を下げる特技になる。
- しおいやん
力を1下げてくる。
- まじしおいやん
力の最大値を1下げてくる。
- しおやだん
力の最大値を2下げてくる。しかもダメージを受けると確率で分裂する。
- しおかんべん
力の最大値を3下げてくる。しかもダメージを受けると確率で分裂する。
シャーガ系
ヘビなはずなのになぜが腕が4本あり、4刀流で攻撃してくるドラゴン系モンスター。はて、本当にヘビなのだろうか?等速だがレベルが上がるごとに攻撃回数が増えていくため攻撃力が高く、特性上倍速になると非常に恐ろしい。また、乗り移り、変身、装着などをするとなぜか敵の時より1回多く攻撃できる。
- シャーガ
攻撃力は高いが、特技なし。
- ナシャーガ
等速2回攻撃。
- ラシャーガ
等速3回攻撃。深層でも十分恐ろしい攻撃力をもっていながら
64版では最果てへの道の黄金の間(中)で出現しプレイヤーを恐怖させた。
死の使い系
鎌を手に持ち倍速行動で迫ってくるゴースト飛行刀系モンスター。
倍速なので後退しながら逃げることはできないが、幸いなことに攻撃力は高くない。
今まで味方になったことは無いが、肉は攻撃に退避にと非常に便利。
- 死の使い
飛行能力と不完全な倍速能力を持ち、作品によって「倍速移動1回攻撃」と「等速2回攻撃」の時がある。
- 地獄の使者
移動も攻撃も2回の完全な倍速飛行モンスター。その場で逃げるのは困難なので出会ったら戦うしかない。
- 死神
相変わらず2倍速のままだが飛行に加え壁抜け能力までもを持っている恐怖の追跡者
しかも視界がフロア全体となっており、フロアに着いた瞬間すっとんでくる。
三倍速で壁ぬけできるため肉はアークドラゴンの炎よけに便利。
- 冥王
DSから追加されたLv4だが能力は死神と同様で、3倍速や倍速2回攻撃ということは無いので安心である。
Lv3で極まってる名前なのに、Lv4の名前を良くぞ考え付いたものである。
しろがねマムル系
アスカ見参にしか登場しない、どうくつマムルの完全上位互換と言うべき存在。しかしマムル系とは色違いなだけで別系統モンスターであり、どうくつマムルをレベルアップさせてもこいつらに進化することはない。あらゆる被ダメージを1に抑え、多くの状態異常も無効化する絶対防御の持ち主であるため、たったのHP10が果てしなく硬い。DQのメタルスライム系を思い起こさせるが、奴らとは違い逃げずに好戦的に襲ってくる上、攻撃力も高い、会心の一撃も効かない、で、味わう絶望感が桁違いである。主に4×4の宝部屋守護者として配置されているが、中にはこいつらが通常敵として自然発生するダンジョンもあるという・・・
アスカ見参では「どうくつマムル99の箱」に風魔石を合成することでエレキ箱として入手可能。HPは低いが強力なエレキ箱である。弱点はヨシツネ丸の呪い。(やまびこ回路、魔法避け回路が無いと死亡確定)
- しろがねマムル
固定ダメージを含むあらゆるダメージを1にするがステータス異常が多く有効でありまだ何とかなる。
攻撃力はどうくつマムルと同じ。倒すと5000ギタンを落とす。
- おうごんマムル
固定ダメージを含むあらゆるダメージを1にし、全てのステータス異常を無効化し、最初から倍速2回攻撃可能なダンジョンの最終兵器。"逃げないメタルキング"とでも言うべきか。有効な戦法さえ限定されるが、特性上バトルカウンターの反射能力が非常に有効。倒すと10000ギタンを落とす。
た行
タウロス系
ミノタウロスの姿をしたマッチョな牛男で、手には巨大な斧を持っているパワー系モンスター。
ただでさえ凄まじい攻撃力を持っているのに、時々『痛恨の一撃』を繰り出して大ダメージを与えてくるため油断すると一発でやられてしまう。ちなみに、味方にすると能力は同じだが味方なので『会心の一撃』となる。
この系統モンスターLv2以降はミノタウロスの斧を落とす時があり、合成すれば会心の一撃を出せるようになる。
アイアンヘッド系と双璧を成す皆勤賞パワーモンスターだったが、シレン3で離脱。
- タウロス
肌色系だが、SFC版ではLv2のミノタウロスと色が同じで区別が付かないという、別の意味での恐ろしさを所持。
- ミノタウロス
このLv2からの登場が有名。Lv1のタウロスは作品によっては自然発生せず、Lvダウンで意図的に造らないとお目にかかれないことも。ドロップアイテムのミノタウロスの斧は、基本的にどの作品でも合成能力として有用。
- メガタウロス
狂える赤べこ。アスカ見参ではオオイカリ状態の存在により、「3倍速+イカリで攻撃力増大+痛恨確率100%化」が実現し、最大で通常の3×2×1.5≒9倍以上ものダメージを繰り出す修羅と化す(実際にはイカリの攻撃力値2倍化は、ダメージ2倍では済まない値となるため、もっとヤバい値の、心が折れる超ダメージが繰り出される)。
- ギガタウロス
DSリメイクシリーズ2作に登場する、蒼いタウロス。単純にメガタウロスの上位互換であり、攻撃はもとより、最強武器でも乱数1発でしか仕留められない可能性のある、耐久力の方がウリであったり。しかし初代からの赤いメガタウロスの方がインパクトにおいて強すぎ、どうにも影が薄い。どうせなら痛恨を1.5倍撃でなく、本家DQ準拠の「防御無視ダメージ」にすれば差別化できていいのにと思う今日このごろ。
ドラゴン系
すさまじい物理攻撃力と高威力の炎攻撃を併せ持つダンジョンの帝王で、作品によって飛行系の時とそうでない時がある。威力もさることながら真に恐ろしいのはその反則的な攻撃範囲で、風来人は常に対策に苦慮することとなる。
GB1月影村以外の作品で皆勤賞であるが、リメイク作であるWin版では復権している他、ラスボスのオロチも能力上ではスカイドラゴンであるため、事実上のシリーズ皆勤賞と見なされることが多い。
- ドラゴン
直線状に炎を吐く、出現階で最強の攻守を誇る場合も多い要注意モンスター。
- スカイドラゴン
同じ部屋内であればホーミングする炎を吐く。大部屋で出会ったら最悪である。
- アークドラゴン
同じ階ならどこからでもホーミングするというとんでもない炎を吐く(GB2のみ部屋内+外側10マス)
ただでさえ危険なのにイカリ状態になった場合は毎ターン吐いてくる。
しかも殴りあったら殴りあったで最強の攻守を誇るという恐ろしいモンスター。
- アビスドラゴン
DSから追加されたLv4モンスター。アークドラゴンと同様の炎を吐き、何もかもが最凶である。
素の攻撃力は店主系統にさえ匹敵、防御力はどうくつマムルに次ぐ数値で、とてつもなく硬い。
肉にした時の効果も絶大で、食べればその場から一歩も動かずにフロア中の敵を全滅できる。
な行
にぎりへんげ系
シレンシリーズを代表するモンスターの一つで、持ち物やシレン自身をおにぎりに変えてしまう特技を使う。
GB2とDS2以外では対処法が無いため恐ろしいモンスターであるが上手く使えば大量の食糧を調達できる。
また、おにぎりを投げつけると喉につまらせて即死する。
また、SFCでは「妖怪にぎり変化」となっていたり漢字とひらがなが混ざったりと表記に若干のブレがある。
味方として使用する際は、倒した敵をおにぎりにするという特技を持ち、こいつがいれば食料の心配は無い。
- にぎりみならい
シレン2から追加されたモンスター。おにぎりはまだ握れない。
- にぎり変化
持ち物一つを大きなおにぎりに変える。壺がやられると辛いが、一本の矢や雑草もおにぎりにできる。
- にぎり親方
シレン自身を「おにぎり状態」にする。おにぎりになると装備品の効果が無くなり、道具が使えなくなり、
水をかぶるとデロデロになり即死、火と爆炎によって焼きおにぎりとなって即死、などかなり危険。
- にぎり元締め
まずシレンをおにぎりに変えて無力化し、その後持ち物をおにぎりにしていくという恐ろしすぎる敵。
おにぎりにされてしまうと道具が使えないため、持ち物への被害は甚大。
は行
バットカンガルー系
耳がコウモリの羽のようになっている、杖を持ったカンガルー。通路を移動せず、通りがかったモンスターに魔法の杖をかける。ある意味では最も恐れられているモンスター。シレン2のみシレンの視界外では杖を振らない上、振る杖も異なるので他作品ほど脅威ではない。
- バットカンガルー
シレン2以外では「イカリの杖」、シレン2では「倍速の杖」をふる。
イカリ状態の敵は特技を乱射するため、ゲイズなどに隣接されると大変なことになる。
- エビルカンガルー
シレン2以外では「倍速の杖」、シレン2では「回復の杖」をふる。
カンガルー系の中では安全と言えば安全なほう。
- デビルカンガルー
シレン2以外では「オオイカリの杖」(イカリ+倍速)、シレン2では「透明の杖」をふる。
アークドラゴンやデブートンなどにこれをやられるとほぼ詰みである。
- サタンカンガルー
DS2から追加されたLv4だが能力はデビルカンガルーと同じ。
もうひとつぐらい効果のある杖を振ってもよかった気もするが…
ひまガッパ系
アイテムを拾いシレンに向かって投げてくる水棲系モンスターで、投げられたものが勝手に壺に入ったり装備させられたする場合もある。火炎草ならまだいいほうで、もし祝福ギタンやねだやしの巻物が飛んできた場合…
しかし、保存の壺を開けておけば水中のアイテムを壺に投げ込んでくれるなど利用できる便利な面もある。
旅仲間のヒマキチとヘイジもひまガッパであり、「アイテムを使う」と言う特性が生かされている。
- ひまガッパ
射程5マスでアイテムを投げつけてくる。DS2では視界外へも投擲してくるため、ジャハンナムの扉ではギタン投げ死亡事故が他のシリーズより起こりやすい。
- いやすぎガッパ
射程10マスでアイテムを投げつけてくる。モンスターハウスで出てくると厄介。DS2での視野についても同様。
- たまらんガッパ
同じ部屋ならどこにいようとも投げつけてくる。DS2では部屋外でも乗ったアイテム片っ端から投擲してくる恐ろしい敵。
みがわしの盾が無ければせめて保存の壺を開けておこう。
-
かんにんガッパ
DS2のLv4で能力はたまらんガッパと同様、盗み能力はない。
- おてあげガッパ
シレン3でのLv4で、同じ部屋ならどこでも投げてくるうえ、こちらの道具を盗んで投げてくる場合もある。
盗みは【ト】印があれば防ぐことができる。
ボウヤー系
シレンシリーズを代表するモンスターの一つで、遠くにいても矢を撃って攻撃してくる。間にモンスターがいても容赦なく撃ってくるため巻き込んでレベルアップすることもある。また、ST異常にならない限り通常攻撃はせず、矢を撃てるなら至近距離でも発射してくる。尚、ボウヤー系、コドモ戦車系、オヤジ戦車系は作品によって系統分離が異なる。
- ボウヤー
木の矢を撃ってくる。上手く誘導するか何らかの方法で味方にすれば矢を稼げる。
レベルアップするとクロスボウヤーになる作品と、飛ばしてコドモ戦車になる作品とに分かれる。
- クロスボウヤー
鉄の矢を撃ってくる。レベルアップするとコドモ戦車になる。
- コドモ戦車
シレンから距離を取るように立ち回りつつ鉄の矢を撃ってくる。通路に誘い込むと無力化できる。
作品によって等速のものと倍速移動一回攻撃のものがある。レベルアップでちびタンクになる作品と、
飛ばしてオヤジ戦車になる作品とに分かれる。
- ちびタンク
シレンから倍速移動で距離を取って銀の矢を撃ってくる、銀の矢は外しても拾えないので稼げないのが残念。
レベルアップするとオヤジ戦車になる。
ま行
マゼルン系
シレン2から登場したモンスターで、投げた物を飲み込んでパワーアップし、倒すと(or何らかの方法で道具を落とさせると)合成された状態になるという特性を持っている。また、剣に草、巻物、腕輪などを合成する「異種合成」が可能であるなど合成の壺よりも高性能で、このモンスターの出現以降は安定して合成を戦略に組み込めるようになった。
食べるたびステータスがパワーアップする特性を利用して、64版シレン2ではマゼゴンに適当に物を食わせては転ばぬ先の杖で吐き出させて無限強化し、数値のオーバーフローを起こすほどの強さにして遊ぶ(マゼゴン神)行為が楽しまれていたことも。
- マゼルン
投げられたものを2つまで飲み込んで合成する。
- マゼモン
投げられたものを3つまで飲み込んで合成する。
- マゼゴン
投げられたものを4つまで飲み込んで合成する。
- マゼドン
3から追加されたLv4で、投げられたものを5つまで飲み込んで合成する。
便利ではあるがパワーアップも大きいためそれで殴り殺されないように注意。
マムル系
![マムル系 マムル系]()
ドラクエのスライムに相当する、シレンシリーズの看板モンスター。当然、皆勤賞。
最序盤に出現しめちゃくちゃ弱いのであるが、Lv3のどうくつマムルは高い攻守を誇る。また、倉庫など本来敵が出現しないところでモンスターを召喚するとこれが出てくる。
名前の由来は英語の"哺乳類"(Mammal) から。 マルムではない。
- マムル
シレンシリーズの看板モンスターであるが、実は最弱ではない。
うどんを打ったり、最強の剣と盾を作ったり、物凄い長寿個体が確認されていたりと色々な逸話がある。
- あなぐらマムル
マムル系Lv2。大して強くはないが64とGB2ではLv1のHP15時点にて4ダメージを着実に与えてくる、隠れた序盤の最死亡要因。別名メンソールマムル。
- どうくつマムル
かなりの攻守を誇るため、序盤であなぐらマムルがレベルアップして発生すると危険。反面HPは5しかないため倒す手段は多く、レベルアップに利用できる。
アスカ見参ではスロットと成長回数が共に最大なため、最強のエレキ箱の一つでもある。
- ギタンマムル
DSから追加されたLv4だが、マムルと言うよりはしろがねマムルに近い特性を持っている。
倍速2回攻撃であり見た目だけはほぼおうごんマムル。倒すと2000ギタンを落とす。
や行
ら行
わおん、記号、数字
ンドゥバ系
アイテムに化けてシレンを待ち伏せし、取ろうとした瞬間に姿を現して攻撃してくる。(DS1のみかさタヌキと同様)
64版とアスカ見参では年齢がレベルになっており、物知りの杖でンドゥバの一生を見ることができた。
店の売り物に混じっていることがあり、低層で出てくると非常に危険。
- ンドゥバ
- ンドゥルー
- ンバマ
- ンバルーン
- ンドゥバ1~99歳
NPC
店主系
![店主系 店主系]()
ダンジョン内で店を経営する店主、普段は味方だが泥棒や攻撃によって敵になる。
とんでもなく強いためまともに殴りあうのは無理。
- 店主
ダンジョン内で店を経営する店主。最強の武器と盾を使ってやっと勝てるかどうがというレベル。服は赤
- 店長
店主以上の攻守に加え魔法を反射するため、杖による泥棒は難しくなっている。服は緑
- 大店長
シレンシリーズ最強の能力を誇る。64では魔法&投擲反射までだったが、アスカ見参で地雷無効・直接攻撃全てを1ダメージ変換・状態異常全無効と、おうごんマムル以上の絶対防御を獲得。おまけにHPは3桁(900)で事実上倒せない。
どうすればこれほど強くなれるのやら… 服は黒
行商人系
シレン2に登場。フロアに出現し落ちているアイテムを拾っては売り物に加え、割引券を置いていく商人。
ややウザいが、一本の矢を拾わせて割引券に変え物を格安で購入することもでき、倒してもアイテムは落とさないが転ばせればドロボウ可能。 倒してしまうと売り物は計25枚の割引券と化し、強盗と見なされ泥棒コールもかかってしまう。
開発スタッフが海外へ行った時、ビーチで落としたサンダルを探していたら、売り子が自分の商品に加えて売っていたという体験が元になっている。
- 行商人
ダンジョン落ちている物を拾っては売り物にする謎の商人、HPはあるが攻撃力は低いため店主ほど強くは無い。
また、初めから幾つかアイテムを持っており、中には珍しいものも…
- 押し売り
押し売りの名の通り向こうからしつこく話かけてくる、普段は出現しないが特殊モンスターハウスである「おしうりハウス」で大挙して出現する。あかずの間で出会ったら高確率で天使の種を持っているので買っておこう。
ボス
- 魔蝕虫
SFC版のラスボス。黄金のコンドルを捕らえていた。非常に高いHPと攻撃力を誇るが特殊能力がないため防御面が脆く、様々な駆除の方法が多くの風来人によって開発された。中でも「モンスターハウスの巻物を読む」という方法は斬新で話題になった。
- オロチ
GB1/Win版シレン月影村のラスボス。ガタイはデカいが実情はステータスに毛の生えた強化スカイドラゴンであり、取り巻きのザコ敵の方が相変わらず強いと言われる始末であった。こいつもステータス異常耐性がまだ備わっていない作品での登場であったため、色々と弄ばれながら倒されることとなる。
- 鬼親分
64版のラスボス。愛称・オヤブン。シリーズ初めてのバッドステータス異常強制解除能力の持ち主であり、他にも2マス以上先まで届く棍棒吹き飛ばし、火柱展開付き炎ブレス攻撃、転ばせ攻撃+先の炎柱で持ち物炎上など、1体で複数の特技パターンをこなす、シリーズ初の搦め手使いである。 他作品の歴代ボスと違い、撃破後・クリア後になっても何度でも再戦できることが特徴で、2度目以降は倒すたびに、家宝である爆弾殺し剣・三日月刀を何本でも譲ってくれる。
関連項目
- 一覧の一覧
- 風来のシレン
- 風来のシレンシリーズのアイテム一覧