ジェイコブ神父も登場しているが、なぜか従来と比べ変わり果てた姿となっている。
ストーリーはニートであった圭次郎が(父親のコネで)就職し、社会人として成功していく
サクセスストーリー…
となると思われたが、初仕事において、圭次郎に突然の不幸が襲いかかったことで
運命の歯車は大きく狂い始めた。
そして惨劇と悲劇が加速度的に連鎖していく様は、圭次郎の秘められた思いとあいまって、
恐怖と涙無しには見られないだろう。
と、ここまで書くとバッドエンド一直線のようであるが、この作品の場合、ラストシーン直前にて
作中で発生したほぼすべての悲劇への救済が用意されているため、バッドエンドが
苦手な人にも安心である。
とりあえず、もしあなたの周りにニートがいた場合、その人も人格が悪魔に支配されていないか
一度疑ってみてはいかがだろうか。
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