メリッサ・ド・ヴィニョルとは、漫画「魔法少女たると☆マギカ」に登場する魔法少女である。
概要
「ラ・イル」のあだ名で知られるフランスの軍人、エティエンヌ・ド・ヴィニョルの実娘で、元々は父の従者として従軍していた。そしてドンレミにてタルトことジャンヌ・ダルクと出会うことになる。
そんなメリッサ達も連合イングランド軍の策略で窮地に陥り、父もタルトもコルボーに重傷を負わされることに。この時メリッサは2人の治癒を願って契約し魔法少女になったのだが、この時「2人の傷を消し去って欲しい」と願ったため、物事の消滅が固有魔法となった。
普段の性格はいたってお淑やかで優しく家族や仲間を大切に想う世話焼き屋さん。家事などタルトや父達の身の回りの世話もこなすしっかり者。
ところが、「ラ・イル」(憤怒)の異名を持つ父親譲りなのか、仲間が傷ついたり窮地に陥ると怒りのスイッチが入り、誰にも止めることができないほど猛烈に怒り狂う。この時のメリッサは父同様に耳だけ真っ赤になり、凄まじいパワーを発揮させる。魔法少女になった時もぶち切れ状態だったし、エリザと初めて会った時には、タルトに対して嫌味を言った彼女を背負い投げで思い切りぶん投げたなんてことも。マギレコでの「消滅のドッペル」の姿が「震怒の魔女(La hire La hire)」だし、キレされたら一番ヤバい人だと言える。
また、当時の中世ヨーロッパだから別に問題は無いのだが、未成年(マギレコでは開始当初は15歳)であるものの、かなりの酒豪。何杯呑んでもけろっとしている。とりあえず第3巻巻末のネタイラストから派生したマギレコでの番外編イベントは舞台設定が現代になっているが、本人はジュースと言い張っているとは言え、その下げてるボトル3本の中身はワインだろ(しかもしっかりと赤・白・ロゼと揃っている)。
技
上述の通り消滅魔法を使うため、基本的には二つの杖頭がフレイルのように付いた長柄のメイスと樽状のハンマーを使ってそれをぶつけて消滅魔法を発動させる。ハンマーをぶつけた上でさらに魔法を発動させて突くことで空間ごと消滅させることも可能だが、この場合武器も消失するため、1回の変身で使えるのは1度となる。
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関連項目
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