新道寺女子高校とは、漫画およびテレビアニメ『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』に登場する架空の高校である。
概要
福岡県代表。北九州最強との呼び声も高い麻雀強豪高。
麻雀部の規模が大きく、選手層の厚さは他県の強豪校に引けを取らない。
ただし、ここ数年は他校のエースに競り負けることが多く、突出した選手の不在が成績のネックになっている模様。、
今年度のインターハイでは、麻雀部顧問の方針転換により団体戦の選手オーダーが変更され、
麻雀部校内ランク1位~4位を大将から順に充て、他校のエースが集まる先鋒には捨て駒を配置し、対戦校とのエース対決を避るという消極的なオーダー戦略が採用された。
先鋒は新道寺の伝統的なエースポジションのため、この作戦は勝つための形振り構わない姿勢だと見て取れる。
麻雀部部長の白水哩は、この「捨て駒作戦」に納得いかなかったものの、
昨年は自身が他校エースに辛酸を舐めさせられたこともあり強く反論できず、受け入れざるを得なかった。
この捨て駒先鋒に選ばれたのが、校内ランク6位以下でありながら麻雀プロとの2日間の練習試合で唯一ハコ割れトビが無かった花田煌であった。
余談だが、劇中では福岡県とその近隣県を指すと思われる「北九州」で最強と言われていたが、現在の九州では同地域を「北部九州」と呼ぶのが一般的であり、北九州と言えば福岡県北九州市を指す場合が多い。
ただし新道寺女子高校が北九州市に所在する可能性が高い(北九州市小倉南区に「新道寺」という地名が実在し、いわゆる聖地も同地域に点在している)ため、あながち間違いでもなかったりする。
団体戦チームオーダー
校内ランクを大将から順に配置している。エースは副将の白水哩。
先鋒には「捨て駒」を置き、対戦校のエース級選手との潰し合いを避け、次鋒以降で取り返す作戦である。
団体戦では先制して守るほうが有利なためエースを先鋒に置く高校が多い中で副将エースはかなり珍しい。
- 花田煌(はなだ きらめ) - cv.新井里美
- 先鋒、2年生。すばら先輩。詳しくは該当項目を参照。
- 自分が捨て駒だと知ってなお「誰かに必要とされる。そんなすばらなことはない」と意気揚々と戦いに臨む。
- 安河内美子(やすこうち よしこ) - cv.高本めぐみ
- 次鋒、3年生。新道寺の眼鏡枠でショートカットから上方向へ突き出した髪型が特徴。おっとりした風貌。
- アニメでは第12話のラスト、次鋒戦直前で部長に「よしこ」と名前を呼ばれたとき応答したのが唯一のセリフらしい。
準決勝では2回戦までとは異なる細かく刻む打ち方で点数を稼いでいく。 - 江崎仁美(えざき ひとみ)- cv.巽悠衣子
- 中堅、3年生。亜麻色の髪でたてがみのようなヘアスタイルが特徴。
しゃべらない、絡まない、フォーカスが当たらないというまったく目立たない立ち居地だが
やたらと存在感のある見切れ芸が特徴的。見切れた時はたいていストローでドリンクを飲んでいる。
意外な事に、花田煌よりも早い段階で咲本編の原作に登場していたりする(第69局)。 - 白水哩(しろうず まいる) - cv.鹿野優以
- 副将、3年生。新道寺女子高校の麻雀部部長、エース。冷静で凛とした風貌、端的な物言いが特徴。
多くを語る性格ではないためやや厳しい印象を受けるが、チームを背負う責任感が強く、後輩からの信望も厚い。 - 鶴田姫子(つるた ひめこ) - cv.大亀あすか
- 大将、2年生。チームのポイントゲッター。白水部長と時間を共にすることが多く、彼女を慕っている模様。
部長とは生立ヶ里中学(佐賀県)時代からの付き合いであり、二人の組み合わせでインターミドルでも活躍した。
ある事情で団体戦では必ず白水の後ろに配置される。
- 友清朱里(ともきよ あかり)
- 捕員、1年生。新道寺の校内ランク5位。
本来ならばレギュラーとして出場するはずだったが、「捨て駒作戦」への方針変更により花田にとって代わられた。
阿智賀編では未登場で、白水と鶴田の会話の中で名前が語られているのみだったが、本編第159局でようやく登場を果たした。
アニメでは哩部長の言葉の訛りが福岡県とは違うため、実力の高い学生を他県から受け入れていると思われる。(部長と姫子は佐賀県の同中学出身)。なお、花田煌のみ九州訛りが無いのは彼女が高校入学以前は長野県に住んでいたためである。
対戦情報
▼ インターハイ全国大会 2回戦
白糸台高校(西東京代表)ほか2校と対戦。新道寺女子高校は2位通過。
▼ インターハイ全国大会 準決勝
白糸台高校、千里山女子高校(北大阪代表)、阿知賀女子学院(奈良代表)と対戦。
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関連項目
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