バグウェルとは、ワールド・ネバーランドシリーズに登場するキャラクターである。「龍・バグウェル」と表記される場合もある。
概要
ワーネバシリーズでは必ずと言っていいほど登場するNPCであり、裏ボス的な立ち位置にいる龍族。ワーネバ世界においてそれぞれの国・地域ごとに「人」を守るための守護龍として、1人ずつが担当をしている。共通の外見は二足歩行で、地上にいるときは背中から生えた翼が小さくなる。
バグウェルというのは実は通称名であり、それぞれの個体ごとにちゃんとした名前がある。
ゲーム中では主に、「ドラゴンドロップ杯(通称:DD杯)」と呼ばれる武術大会を勝ち抜いた人物が、彼との試合ができることになっている。バグウェルの実力は非常に高く、スピード・スタミナ・スピリット3つのレベルが未知数な上に、専用のすさまじい威力の必殺技まで兼ね備えている。リセットをしないで彼に勝利するのは育て上げたキャラでさえ非常に困難だが、見事勝利するとドラゴンドロップをはじめとする、様々な特典と名誉が受けられるのだ。
また、世界観的にもかなり重要な立ち位置にいるが、ネタバレになってしまうのでこれについては各自自分の目で確認をしてほしい。
いろいろなバグウェル
先ほども述べたとおり、バグウェルにはいろんな個体がある。作品ごとに違うバグウェルと会えるぞ。
オルルド・ハル
オルルド王国を担当する守護龍。初出のワーネバ1では本名は出なかったが、ワーネバ2のハーム博物館でようやく名前が明らかになった。
緑の鱗で包まれた龍で、バグウェル達の中では最も年若い(それでも何百年と生きているらしい)。そのせいか、普段は威厳たっぷりだが気を許した相手にはかなり親しげな態度をとる。苦手なものはウィム砂漠にすむ砂ネズミ。
ワーネバ1に出演し、彼が登場するときには王国中どこにいてもまぶしい光が溢れるという演出もある。戦える機会は4年に1度開かれるDD杯を優勝した者のみ挑戦できるバグウェル戦の日。見事勝利すると彼の話を聞ける。さらにバグウェル戦後、試合会場の手前の丘のどこかに彼のものと思われる鱗が落ちる。彼の話を聞くことが条件の残されたメモもあるが、実は親衛隊長になっていてもこの話の場面に立ち会えるため、条件はクリアできる。
彼の話は4年ごとに連続で勝利するとどんどん別の話を聞けるが、そもそも彼と戦う最大の条件であるDD杯は、毎回出場することそのものが結構難しい。国に貢献することで入れる親衛隊オルグというものに入隊してしまうと、死ぬまでDD杯には出場できなくなってしまうからだ。しかもたちの悪いことに親衛隊オルグは条件が揃うと強制的に入れさせられてしまうため困る。ラムサラを食いまくるなどして評判を意図的に落とさない限りは無理だろう。
実は昔、バグウェル戦の際に対戦相手の人間が卑怯にも彼が苦手な砂ネズミを放ち、それで隙をついてオルルド・ハルを倒そうとした事件があったらしい。この際に我を忘れたオルルド・ハルは大暴れし、対戦相手だけでなくその場に居合わせた大勢の観客をその手にかけ、あわやオルルド王国を滅ぼしてしまいそうになってしまったという。その時試合を見ていた当時の国王がオルルド・ハルの良き理解者だったため彼のとりなしで落ち着いたものの、事件後の試合会場周辺はひどい有様だったらしい。最も年少の彼でさえこれなのだから、バグウェルの真の実力とは恐ろしいものである。
必殺技・・・剣術:ドラゴンウィング 格闘術:ドラゴンテイル 魔術:ドラゴンブレス
ガスト・ウル・アモス
ワーネバ2の舞台であるプルト共和国の守護龍で、鱗の色は黄色。オルルド・ハルよりやや年上らしく、性格は普段は無口。ハーム博物館には彼が書いたと思われる書物「龍の書」があり、前作同様彼に勝利するごとに読める本が増えていく。今回は親衛隊オルグなんてものはないため、かなりやりやすくなった(それでもノーリセはきついが)。
プルト共和国の南にあるとある重要な遺跡に異変がないか、毎朝必ず見回りをしている。そのせいか、常日頃から共和国民は彼が大空を羽ばたいてる様子を見ることも多いそうだ。子供たちが彼の使う必殺技を真似するなど、かなり国民からも親しまれているようである。
いつもはあまりしゃべらず戦いの後の語らずに「これほどの人間と戦えるとは・・・」などと言うだけで去って行き、本で言葉を伝えるだけの彼だが、戦闘中はかなり変わる。「これぞ必殺! ドラゴンゲイルやぁぁ~っ!!」といった具合に技名を叫びながら攻撃してくる彼は、かなり初見だと驚くだろう。
戦える機会はオルルドよりも多く、3年に一度開かれるDD杯の“決勝戦”。大会とは独立した試合であった前作とは異なり決勝戦での試合のため、彼のギブルを購入してお金を賭けることができる。さらに、試合の際にはバグウェル側を応援するNPCもかなり多い。人の代表が戦ってるのにそれでいいのかお前ら? もちろんプレイヤーもバグウェルを応援できる。
DD杯の年には異国からサーカス団がやってくる。その年の1日にプルト闘技場で劇が開かれているので、一度は見ておくのもいいだろう。
必殺技・・・剣術:ドラゴンソード 体術:ドラゴンゲイル 魔術:龍的光破(りゅうてきこうは)
ごくまれに人間でも、これらの技を覚えることができる才能を持った人物が生まれる場合がある。ただし取得するのは非常に大変。
サヴィク・ナルル・アモス
ナルル王国の守護龍。青い色の鱗をしており、おそらくはガスト・ウル・アモスよりもさらに年上。アモスという文字が名前に入っていることから、ひょっとしたら彼と血縁関係なのかもしれない。
ラーズ・サヴィクという親がいるようだが生死は不明。もし生きていたらかなりの年寄りであろうと思われる。
アズルド・アモス
バグウェル達の祖であり、長として彼らをまとめ上げている。非常に長生きをしているようで、鱗の色は黒らしい。
どこに住んでいるかは不明で、まだゲームでは登場していない。
ヌイツ・ノル
ワーネバ世界の北方に住んでいるバグウェルで、鱗の色は青。 詳しい担当地域は明らかになっていない。
両親が「彼方の国」と呼ばれる場所からやってきたらしいが詳細は不明。
コルネアの赤龍
コルネア王国の守護龍だが、本名は不明。「はらぺこいむの大冒険」という、ワーネバシリーズの外伝作品に登場している。
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関連項目
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