第一部
リンと共に第一話から登場。世紀末ゆえか年の割にスレた感性の持ち主で、育ての親に迷惑をかけないよう独り立ちしてこそ泥をやっていた所を捕まり、投獄される。
出会ったばかりの頃はケンシロウのことも軽く見ていたようだったが、その強さを見て共に歩むことを決めた。
旅の中で育ての親・トヨの死を見届け、またケンシロウの強敵(とも)達の生き様を見た彼は、一人の男として成長していく。年齢ゆえ実戦に参加することはなかったが、ケンシロウとラオウ・最後の戦いでは闘気の流れを見切っており、それなりに拳の才が開花し始めていたのかもしれない。
第二部
天帝軍と戦う「北斗の軍」を率いるリーダーとしてリンと共に登場。その様子はケンシロウから「男の顔になった」と称賛された。
天帝軍との戦いの中で賞金稼ぎ・アインと友情を深め、リンが修羅の国に攫われた時はそれを追う。
この時点でも戦闘シーンはさほど多くないため目立たないが、修羅の国では修羅の一人を倒し黒王号に騎乗を許されているなど、かなりの実力をつけている可能性がある(前者は黒王号がやったのかもしれないが)。
終章
カイオウの「死環白」により偶発的に得たリンの愛に耐え切れず、その記憶を消して彼女が本来恋い焦がれていたケンシロウと結びつけようと奔走する。
二人を守るべくケンシロウを付け狙うボルゲに挑み瀕死の状態に陥るも、ケンシロウと共にボルゲを倒す。
その生き様を見たリンはバットを愛し、ケンシロウもまたバットを「弟」「すばらしい男」と認め旅立っていった。
こうして、「北斗の拳」の物語は終わりを迎える。
最終章は紛れもないバットが主役のエピソードであり、この話で彼のファンは大きく増えたと言っても過言ではない。
それまではあくまで脇役でしかなかったバットがこのような形で「北斗の拳」の終わりを飾ったことは、何よりケンシロウにとって誇らしいことだろう。
……だからこの辺もちゃんとアニメ化とかするべき。
歴代担当声優
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関連項目
脚注
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