フミタン・アドモスとは、機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズに登場するキャラクターである。CV:内山夕実
名前がかわいい。
概要、スタンバイ。いつでもどうぞ
クーデリア・藍那・バーンスタインお付きのメイドで、クールで落ち着いた雰囲気を持つ女性。メガネを着用している。
戦闘の際にはブリッジにてオペレーターを担当。見かけに違わず冷静沈着で有能な人物であり、幾度と無くクーデリアや鉄華団の助けとなっている。実際、彼女の機転が無ければ回避できなかった危機も多く、作中ではチョコレートの人たちからクーデリアを咄嗟に隠したり、アリアドネの中継ポイントを利用して通信を可能にしたりと、戦闘・非戦闘に関わらずここぞという場面で活躍してくれている。
クーデリアとは幼い頃からの付き合いであり、彼女からは実の姉の様に慕われている。フミタン自身は、彼女に対してその行動を尊重するというスタンスをとっており、アドバイス等はするものの彼女への反論や否定を基本的にしない。しかし冷徹な仕事人間かというとそうではなく、時に重責に迷いがちなクーデリアに優しい言葉をかけ、その決断をサポートしていく、メイドの鑑と言える方である。
その有能さと、鉄華団では珍しい「大人の女性」という人物であるためか、団員からも頼りにされており人気も高い。寂しさに耐えかねた鉄華団の子供が抱きついてくるといった出来事があったが、その際も穏やかに背中をポンポンしてあげるという優しさを見せた。代わって欲しい
一方で、自分の意思や感情を表に出すことが殆どなく常に淡々としており、真意を読めない不思議な女性でもある。
そのためか長らくの間クーデリア以外の人物と話をする場面がなく、彼女が鉄華団に自己紹介したのはなんと6話になってから。おかげで「へ~そんな名前だったのか」とチャドから言われてしまったが、同じようにここで初めて(もしくは改めて)彼女の名前を知った視聴者も少なくないのではないだろうか。
実際謎めいた女性であり、表情や行動の節々に意味深なものが見え隠れするのだが……?
その正体はノブリスのスパイ。鉄華団の情報や動向が流出していたのも彼女の仕業であり、最終的には然るべき場所でクーデリアを暗殺するという任務を帯びていた。
多くは語られなかったがフミタンもまた貧困層に生まれ育った人間。内心では夢見がちなクーデリアを嫌っており、過去には幼いクーデリアをスラム街に置き去りにするといった行為をしでかす事もあった。しかし過酷な現実に晒されながらも歪む事なく、まっすぐな眼差しを保つクーデリアの側にいる内に、彼女に対して特別な感情――恐らくは希望と呼ぶものを抱くようになり任務に支障をきたすようになっていく。
やがてドルト3にて自身の正体をクーデリアに明かし別れを告げて去ったが、ノブリスの手からは逃げられず、クーデリアをクーデターに巻き込む囮として連れ戻される。思惑通り彼女が自分に近づこうとして巻き込まれた後その場を離れるが、クーデター掃討後も生き残った彼女が、状況を顧みずに語り続ける姿を目撃、憤りを感じると同時にこれまで彼女と過ごした時間を回顧し、彼女は決意する。
刺客がクーデリアへ放った凶弾を、彼女の元へ駆け戻り身代わりに受け、倒れた後もその身体で彼女を庇い続けながら、自身の心情を吐露していった。
貧困に喘ぎスパイに身をやつし、およそ希望とは縁遠かっただろうフミタンだったが、最期は希望を見出したクーデリアの身を守るという責任を果たし、泉下の人となった。
固有周波数を特定……関連動画?
関連静画、モニターに出します
私にとって関連項目は
- 1
- 0pt