ポディマハッタヤさん(シンハラ語: පොඩි මහත්තයා ラテン文字転写: Podi Mahattaya/Mahaththaya[1])とは、日本でおそらく2番目に有名なスリランカ人である(1番目はウィッキーさんで、3番目はアルボムッレ・スマナサーラ長老)。
概要
スリランカのボガラ鉱山で鉱夫をしており、黒鉛の採掘が仕事である。
食事は専らカレーであり、二種類の豆のカレーなどを好んで食べている。
七人家族で、息子のサマンタは将来父の仕事を継ぐとやる気満々。
毎日9時就寝と健康的な生活を送っている。
出演作品は『一本の鉛筆の向こうに』(光村図書:小4対象の国語教科書/福音館書店:月刊雑誌『たくさんのふしぎ』)
※初出は「たくさんのふしぎ」の方である。
上半身裸というワイルドな姿で汗水たらしながら採掘作業を行う姿と、インパクトの強い彼の名前は日本の小学生たちの心をわしづかみにした。
多くの小学校では「ポディマハッタヤさん」が流行語となったり、同級生のあだ名となったりした。
日錫友好ということで、教科書に出演後来日したことがあったらしい(ただしソースは不明確)。
ちなみに、木を切り出すのはダン・ランドレスさん。
トラックで運搬するのはトニー・ゴンザレスさんである。
死亡説
ポディマハッタヤさんは2003年頃に鉱山の落盤事故で死亡したという噂がまことしやかに流れたが、2007年に実際にスリランカを訪問し、本人と会った人がmixiに投稿し、現在家族と共に元気に暮らしていることが明らかになった(下記リンク参照)。
その後2018年にも訪問した人が現れ、このときも元気な様子が報告された。
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https://twitter.com/Nmb8rou/status/1439169114925199367
2021年9月8日、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)により死去。2018年に訪問した難波八郎氏および次男のワサンタ・ポディマハッタヤ氏のFacebookにより報告がなされた。
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関連項目
脚注
- *シンハラ文字の ත は t だが、th (t の帯気音。英語の th とは別の音)を表す文字 ථ も現在のシンハラ語では同じ t の発音になるため、th と転写する人もいる。
ちなみにポディマハッタヤとはシンハラ語で「おやっさん」(little boss)程の意味の言葉で、スリランカではありふれた男性の愛称の一つであるが、かつてはそう呼ばれるまで無事に生きられるようにと健やかな成長を祈って本名としてつけられることもあった。
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