双翼の独奏歌(そうよくのアリア)とは、スマートフォンゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)のオリジナル楽曲である。
概要
楽曲情報 | |||||||
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曲名 | 双翼の独奏歌 | 初出 | 双翼の独奏歌 (2017年8月21日~2017年8月27日) |
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作詞 | マチゲリータ、烏屋茶房 | 曲タイプ | クール | ||||
作曲・編曲 | Powerless | BPM | 170 | ||||
ユニット名 | ダークイルミネイト | 難易度 | DEBUT | REGULAR | PRO | MASTER | MASTER+ |
タグ | 双翼の独奏歌 | 9 | 14 | 19 | 27 | 30 |
2017年8月21日~8月27日開催のイベント「双翼の独奏歌」にてお披露目された楽曲。同イベントの達成報酬は、「SR[双翼の独奏歌]二宮飛鳥」がポイント達成報酬、「SR[双翼の独奏歌]神崎蘭子」がポイント達成・ランキング報酬となっている。
スマートフォンゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」(モバマス)で結成された、神崎蘭子(CV:内田真礼)と二宮飛鳥(CV:青木志貴)の似た者同士2人組で構成される公式ユニット「ダークイルミネイト」の新曲。
2021年9月23日の更新でうたいわけが追加(告知ツイート)。2人の編成位置を並び替えると歌唱パートが変化する。
- 作詞はボカロPとして活動しているマチゲリータ、烏屋茶房の2名が担当。マチゲリータはシリーズ初提供、烏屋茶房は二宮飛鳥のソロ曲「共鳴世界の存在論」を提供している。
- 作曲はシリーズ初提供となるPowerlessが担当。こちらもボカロPである(名義は無力P)。
- この曲の登場により、この時点のボイス付きアイドル全員が、デレステで新規に曲に割り当てられたことになった(神崎蘭子が、これまでに「デレステ初出の曲に参加」も「デレステ版にて、オリジナル版にはいなかったメンバーとして曲に参加」[1]もなかった)。
- 待望のダークイルミネイト楽曲+蘭子が初の上位報酬枠+月末(ランクSSSの追い込み期間)という条件ゆえか上位争いが熾烈を極め、「ラブレター」同様通例より1日短かったにもかかわらず、2,000位ボーダーは約156,000とアタポン形式のみならずGroove形式まで含めてもぶっちぎりトップのとてつもない数字を叩き出した(参考として、10万以上でも数えるほどしかなく、アタポン形式では「ラブレター」の120,000強が過去最高)。
演出の特徴
デュオ曲となるため、便宜上は右側の飛鳥がセンター、左側の蘭子が左から2番目の配置が正規配置となる(両端と右から2番目のメンバーは非表示となりMVオリジナルでは選択外になる)。
- 蒼く浮かぶ満月の光が差す古城のセットが舞台となり、二人の配置される場所はカットによって変化してゆく。
- 振り付けにいたっては大きくアクションが異なる部分は少ないが二人の振りがシンメトリーになる箇所がおおい他、それぞれが互いの個性を象徴したポーズでシメるラストカットも必見。
- なにより特徴的なのはセットに用意された2本の剣で、それぞれの剣がアップで輝くカットインや二人が剣を実際に構えて対峙する場面など、非常に彼女たちらしい世界観を演出する重要なファクターとなっている。
- また、2Dでは前回のアタポン曲「Kawaii make MY day!」に続いて特殊カットインが挟まる仕様に加え、サビでは漆黒と白銀、2色の羽根が舞い散る演出が盛り込まれている。
このように、特殊セット・個別モーション・2D演出強化といったいままでのMVの進化の過程をすべて取り入れつつ新しい見せ方でアプローチする怪作MVはぜひいちどは高画質演出で観ていただきたい。
なお、今回もそのMVの初見の衝撃は強く、3Dと2Dいずれでも標準仕様でプレイしているP達からは演出で驚いてコンボが切れたとの報告が多数。
譜面の特徴
MASTERはイベント楽曲総合でみるとEVERMORE以来、アタポン形式としてはじつに17ヵ月ぶり、絶対特権主張しますっ!以来となるレベル27のハイレベル楽曲。あんきら!?狂騒曲はレベル26だって言ってるだろ!
蘭子のソロ楽曲やEVERMOREに見られるホールドとタップの入り混じった譜面に共鳴世界の存在論のようなハイテンポさと高速トリル、さらにサビとアウトロには初見でつまづきやすい高密度フリックなどが配置され、二人の過去の楽曲を組み合わせた上にもうひとエッセンスを加えたような譜面構成になっている。
この構成のためレベル27楽曲としては存在論とならぶ上難易度の楽曲。これまでの高レベル曲たちの初見殺し譜面をある程度慣らしたP達なら決してクリアを安定させられない楽曲ではないが、フルコンボ達成となると途端に猛威を振るうこと必至である。
MASTER+は高密度のトリルとフリックに難解なスライドが合わさったレベル30に恥じない凶悪な譜面構成。それぞれの演奏法が密に組み合わさった譜面は頭で理解するのも困難なだけではなく、テンポの速い曲の中に敷き詰められた階段トリルや交錯スライドの組み合わせは理解できたとしても左右の独立した手の高速移動が求められるのでもはやタコの手でも借りたい状態となる。
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「ボクらの惹かれ合うココロが次の世界へと導いてくれるだろう。きっと」
「ならば、そのときまで翼は休めていましょう」
「あぁ。きっと、いつか。必ず。ボクらが共鳴しあうときは、……」
「双翼の独奏歌」を収録したCD「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 22 双翼の独奏歌」は、2018年10月17日(水)発売。
関連項目
脚注
- *「デレステ初出の曲に参加」という条件のみでは、他に輿水幸子もまだ割り当てられていなかった(「デレステ版にて、オリジナル版にはいなかったメンバーとして曲に参加」という条件では「Lunatic Show」に参加している)。のちにデレステ初出の曲「イリュージョニスタ!」に参加している。
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