教育的指導シリーズとは、FPSゲーム「CoD4」および「MW2]のゲームプレイ動画の中のひとつを指す。
概要
教育的指導シリーズでは、主としてマルチ対戦ルールのうち、「サボタージュ」を利用する。
このモードを利用したゲームプレイ動画および、ゲームプレイ実況動画のうちのひとつを「教育的指導シリーズ」と呼称している。
動画作成の背景
- 6人~12人が2チームに分かれてのマルチ対戦ルールである。
- マップ内にただ1つ存在する「爆弾」を、相手方チームの「設置場所」に設置することが目的である。
- また、その爆弾が「起爆」するまでの数十秒の間、その爆弾が解除されないように設置場所を防衛する。
- 何人のプレイヤーをKillしたか、および何回Deathしたか、というのは勝敗に影響しない。
(連続Killによるボーナスは有効)
上記のルールのため、「サボタージュ」はいかに相手チーム側の「設置場所」を制圧するかを競うゲームとなる。
しかしこの本来の目的を逸脱し、ただいたずらに後方待機し、「爆弾を設置しにくる相手チームのメンバーをKillするだけ」のプレイヤーが散見される。
このようなプレイヤーが存在する場合、仮に相手チームの設置場所に爆弾を設置しに行った場合、攻撃側と防衛側に人数差が生じることとなり、自ずと攻撃側が不利となる。
また、仮に設置完了した場合でも、爆弾が「起爆」するまでの数十秒を守りきることができない場合が多い。
結果的に、勝敗が決しないまま制限時間いっぱいまで(約20分間)だらだらとプレイすることになる。
これらの「後方待機プレイヤー」の存在が、ゲームルール「サボタージュ」をプレイする人口を減らしている要因の一つとなっている。
動画の趣旨および内容
「教育的指導シリーズ」では、必ずあるひとつのテーマを持つ。そのテーマは「後方待機プレイヤーに爆弾を持たせて、一緒に前線に攻め上がる」というものである。
このテーマは、このシリーズの動画を作成しているプレイヤーが凡庸な実力であることの裏返しでもある。
飛び抜けた実力を持ったプレイヤーであれば、後方待機のプレイヤーなどは無視して自分一人で爆弾を設置し、防衛することができるはずである。しかしこのシリーズ作成者は、極めて平凡、凡庸な実力であるため、一人で敵の防衛線を突破することはできない。
結果として、人数を多くかけて突破する方法を採らざるをえないわけである。
しかし、そのままでは後方待機プレイヤーは危険な前線に飛び込むことがない。
そこでこのシリーズは、相手の陣地に設置すべき「爆弾」を、後方待機プレイヤーに無理やり所持させる、という方法を採っている。
具体的には、
- まず動画作成者の操るキャラクターが爆弾を取得する。
- 次に、後方待機プレイヤーの側へコッソリと忍びより、自分自身に向かって「爆発物」を利用して動画作成者の操るキャラクターをDeathさせる。
- 爆弾を持ったキャラクターがDeathした場合、その場に「爆弾」が落下する。
- この際に用いた「爆発物」はチームメンバーをKillすることがないため、自動的に後方待機プレイヤーに「爆弾」を渡すことになる。
- そして、後方待機を決め込んでいたプレイヤーが突然「爆弾」を持たされてビックリする、驚いて右往左往する。
- しかし「爆弾」を持ったということは、これを「設置場所」に設置しなければいけないということなので、後方待機プレイヤーも仕方がなく前線に出る。
という流れとなる。
動画への反発
一部良心派の動画視聴者からは「無理やり爆弾をもたせるという行為はいかがなものか」という意見が寄せられており、定期的にタグ荒らし、コメント荒らしを行う粘着的な荒らし行為を受けている。
数々の的外れな批判のうち、唯一的確と思われるものは「動画の内容が、弱いものいじめ的である」といった点である。
実力不足や経験不足を自認し後方待機しているプレイヤーに対して、爆弾をもたせてプレッシャーをかける(つまり、そのプレイヤーから見れば「他のプレイヤーを怒らせてしまった」と感じてしまう)ような行為をすることは、新人つぶしのようであり、排他的行為なのではないか、という指摘である。
これについては動画作成者も自覚しており、プレイヤーの階級やプレイの内容などから、なるべくそのような弱いものいじめ的な内容とならないように留意している。
ちなみに的外れな批判のうち代表的なものには、以下のようなものがある。
- 「迷惑だ」
→爆弾を設置するゲームで爆弾を渡されて何が迷惑なのか、論理的に説明されたことはない。 - 「うp主はもっとうまくなってから言わないと説得力がない」
→プレイヤーの実力が低いからこその爆弾渡し行為であることが理解できていない批判である。また、プレイヤーの実力と、発言内容の説得力には明確な関連性がない。感情的な反発の一種である。 - 「プレイ内容を強制するな」
→爆弾を渡すことで、なにを強制しているのかが説明されたことはない。爆弾を運ぶゲームで後方待機しても許されるならば、待機しているメンバーに爆弾を渡しても許されるはずである。また、爆弾を渡されたからといってオタオタせずに後方で待機しつづける選択肢も存在するので、まったく強制力はない。
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関連項目
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