概要
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東北新幹線の八戸開業に合わせて青函連絡特急用車両として投入された交流電車。
当初は国鉄車両の781系の投入も検討されており、青函トンネルでの運用は「ドラえもん海底列車」用の1編成で実績があったものの、編成数の不足や老朽化の進行から専用車両の789系が新製された。
車体はキハ261系気動車をベースとし、塗装をライトグリーンとした他、車体傾斜システムを搭載していないなどの違いがある。
投入された当時は5両編成だったが、後に増備されて基本編成6両となり、2両の増結編成(含785系)も用意された。
道内特急の781系置き換え用としてエル特急「スーパーカムイ」に投入された1000番台は、785系との共通化の関係上5両編成となっている。
なお、この1000番台では100番台にある貫通扉が廃止されている。
ちなみにこの1000番台、785系の窓枠と比較して幅が3cmほど狭いうえに返しの部分が少ない。
なのでキャップの付いていない飲料を窓枠に置く場合は注意が必要である。列車がポイントを渡る際に膝の上に落ちてくる恐れがある。
2016年3月26日北海道新幹線新青森駅~新函館北斗駅間開業に伴い、特急「スーパー白鳥」が廃止。789系基本番台が道央特急に転用され785系を置き換えることになり、2017年のダイヤ改正から特急「ライラック」に充当された。同時に1000番台は「カムイ」に充当される。
現在の運用
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関連項目
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