概要
北海道日本ハムファイターズの1軍マスコットキャラクター。背番号の「212」は球団移転当時の北海道の市町村数(2015年1月現在は合併により179市町村だが、ファンの要望により変更していない)。
人型ということもあってダンスやバク転など激しいパフォーマンスはもちろん、何故かピアノも得意。札幌国際スキーマラソンに出場しては10kmの部で463人中8位(2013年)だったり、テレビ番組の企画の12球団マスコット対抗100m走で優勝したり、プロ野球界のアクティブなマスコット筆頭といっても過言ではない。
本人執筆のコラムからも分かる通り非常に真面目で活動熱心であり、本拠地での活動のみならず、チームの遠征に帯同しては他球団球場でファンサービス、他球団マスコットとの交流を積極的に行う。球界全体を通じてリーグの枠組みをも超えた各球団のマスコット同士の交流を活発化させたと言われる。
また、ファンとの交流にも非常に熱心であり、野球関係でないイベント(地域のお祭りなど)への参加や幼稚園・保育園への訪問なども積極的に行っている。その甲斐あってか道内での人気・知名度は非常に高く、北海道観光大使や札幌市食育特別大使に任命されたり、ローカルCMにも多く出演している。
頭のモヒカンの色にはいくつかパターンがあり、通常は黒、日曜日はオレンジ、特別な日は白などがある。キャップを被ることもある。
弟に2軍マスコットのカビー・ザ・ベアー(C・B)、幼馴染みにエゾリスのポリーポラリスがいる。また、2016年4月から、B・Bのストーカー弟分、見習いマスコットのフレップ・ザ・フォックス(モチーフはキタキツネ)が登場しており、けっこう賑やかなファミリーとなっている。
2018年にメインマスコットの座をフレップに譲り、北海道150年事業「北海道みらい事業」の「みらい大志」に就任。北海道の地域活性化のために精力的に活動している。なお、球団マスコットとしての第一線は退いたがファイターズのマスコットであるのは変わらず、時折球場に姿を見せることもある。
エロズリーと呼ばれた過去
北海道移転を機にマスコットの刷新・名称公募を図ったファイターズ。が、その時に公開されたデザインがあまりにもバタ臭く(デザインをアメリカの会社に発注したのが原因らしい)、酔っ払ったエロ親父のような風貌とグリズリーのような体色(参考画像)から「エロズリー」という不名誉なあだ名がネットを中心に広まってしまった。また、実際の着ぐるみも見るからにブッサイクであった。
この当時のデザインは明らかに不評だったようで、後にデザイン画・着ぐるみともにトップ画像のような爽やかイケメン風のデザインに変更されている。変更がなければ人気が出ることはなかったに違いない。
なお、ブッサイクな旧デザインは今でも一部の球団グッズ(一例)で垣間見ることが出来る。
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外部リンク
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