Guilty Verseとは、ぺぺろんPによる氷山キヨテルを使用したオリジナル曲であり、
ああああああああああ! であり、
キヨテルオリジナル曲タグに燦然と舞い降りた救世主である。
概要
作詞曲:虹原ぺぺろん氏(ぺぺろんP)
イラスト:しーな氏
動画:御厨わた氏
ぺぺろんPのオリジナル曲47弾目として投稿された曲であり、同氏が初めてキヨテルを用いた楽曲でもある。
真実をテーマとしたロック風味の曲とのこと。
氷山キヨテルは平成21年12月にAHSから発売された三種のVOCALOIDの一つであるが、殿堂入り曲を有するSF-A2開発コードmiki、低い声が暗い曲に合うと評価され始めた歌愛ユキなど、同時発売されたソフトと比べてまともに評価されることが極端に少なかった。
また調声が異様に難しいせいか、オリジナル曲の数も非常に侘しく、発売初期にいくつかヒット曲はあったものの、その後数ヶ月に渡って動画数も再生数も伸び悩むという低迷振りに苦しんでいた。
しかし2010年3月15日、ぺぺろんPによって投稿されたこのGuilty Verseは、本人曰く「隠し玉」というキヨテルのシャウトによって動画視聴者の度肝を抜き、「叫びが凄い」「人間のようだ」「どうやったんだ」などと投稿直後から話題となった。一部では「ボカロ史上最高のシャウト」との呼び声もある。
それだけに留まらず、週刊VOCALOIDランキング #129では初登場5位という快挙を成し遂げた。
また翌週の#130でも、激戦週と言われたにも係わらず30位に残るという健闘ぶりを見せつけた。
長らくヒット作に恵まれなかった氷山キヨテルだが、この曲によって久々に日の目見ることができたのである。
そしてついに4月28日、10万再生を達成。
キヨテル使用曲の殿堂入り第一号であり、現時点でぺぺろんPの殿堂入り達成最速記録でもある。
実はこの曲のニコニコ動画においての初出はもっと早く、1月の時点でTHE VOC@LOiD M@STER 11頒布予定(当時)アルバム『Alate』のクロスフェードサンプルで、数十秒のみではあるが聴くことができた。
この当時から密かにシャウトが評判を呼んでいたことを付け加えておく。
無論シャウトだけでなく楽曲自体の完成度も高く、繰り返し聴いても飽きさせない作りになっているので、転調や丁寧に練られた細部などにも耳を傾けてみてほしい。
2017年12月4日には、ぺぺろんP本人によるアレンジバージョンが投稿された。コミックマーケット93にて、10周年記念アルバムに収録されている。
そして2019年8月24日18時43分、100万再生達成。氷山キヨテルの曲としては初の伝説入り。
関連動画
歌詞
見つめれば時が止まる
誘えばあなたが微笑む
報いと覚悟を背負い
最期の歌を謳いなさい
散り急ぐ心に赦しを与えよう
嘆きも憐れみも穢れてゆく運命ならば
このまま…
悲しき調べに包まれてあなた、さあお眠りよ
これから始まる惨劇を 瞳に焼き付けなさい
恐れることは何も無いさ 全てを捨ててしまえば
積み上げたものがいつか過去に変わる
悲しき調べに包まれてあなた、さあお眠りよ
命を求めて手を伸ばす 愚かなその姿さえ
愛し尽くした偽りでこの夜を満たしてゆけば
目覚めた瞳がいつか紅に染まる
悲しき調べに包まれてあなた、さあお眠りよ
これから始まる惨劇を 瞳に焼き付けなさい
歓喜の詩を謳いながら静かに瞳を開けよ
跪いて私を呼びなさい
※「真実」がテーマだが、何が真実であるかは詩中では語られていないため、聴き手によって様々な解釈が存在する。
楽曲の世界観に思いを馳せてあれこれ自分なりに考察をしてみるのも楽しみ方の一つである。
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関連項目
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