ゲフェンとは、MMORPG「ラグナロクオンライン」に登場する都市である。
概要
「魔法都市ゲフェン」。
巨大な塔「ゲフェンタワー」を中心に円形に広がる街で、ルーンミッドガッツ王国首都プロンテラから見てほぼ西に位置する。
魔法都市の名の通りマジシャンギルドとウィザードギルドが両方あるのが特徴。
かつてはさらにブラックスミスのギルドもあったが、こちらは現在他の都市に移転しており、今は関連する消耗品を売るNPCがいるのみである。
今でこそ平和な街だが、大昔ここはエルフの町「ゲフェニア」があった地であり、ここに姿を現した悪魔を街ごと地下深くに封印した場所である。その封印としてゲフェンタワーが建造されている。
施設
- 武器屋
- 魔法関連の武器=杖系を中心に揃えている。
杖はINTの補正や魔法力増幅効果などは店売りの品でもモンスターのドロップ品でも変わらないため、ここの武器屋で買った杖を愛用しているプレイヤーも多い。
- 防具屋
- こちらもシルバーローブなど、マジシャン用の防具が中心。
- 道具屋
- 魔法の触媒に用いる消耗品「ブルージェムストーン」を扱っているのが最大の特徴。これはプロンテラ周辺の都市ではここゲフェンだけであり、魔法職から消耗品露店を開く商人まで買い付けに来る。
ただし現在は冒険者アカデミーでも買えるようになってしまったが・・・。
- マジシャンギルド
- 一次職マジシャンへの転職を行う場所。部屋の中央に巨大なアイテム合成機がある。
これはプレイヤーが任意のアイテムを合成できるものではなく、マジシャンへの転職試験に使われるだけのもの。しかし現在は1次職の転職クエストが全免除になってしまったため、意味が無くなった。
- ウィザードギルド
- ゲフェンタワーの最上階の部屋にある。ここでマジシャンからさらにウィザードへと転職できる。
- 噴水
- 街の6時方向にある噴水。一見何の変哲もない噴水だが・・・?
なお、以前にブラックスミスギルドがあり、今も関連商品を扱っているNPCがいるが、武器防具の精錬所は無い。
移転先のアインブロックにあるブラックスミスギルドはギルド内に精錬所を開いているので、勘違いしないようにしよう。
周辺
- ゲフェン地下ダンジョン
- ゲフェンタワー内の階段を上るのではなく降りて地下へ行くと入れる洞窟。
地下3階まで存在し、B1Fは普通の洞窟だが2Fからはかつてのゲフェニアの街の建物が見え始める。特に地下3F以降を「ゲフェニアダンジョン」と言う場合がある。
B2FにはMVPボス「ドラキュラ」が、B3Fには同じくMVPボス「ドッペルゲンガー」が棲む。
なおこのダンジョンは厳密にはB4Fまで存在するが、このB4Fはかつては運営会社が主催するイベントの会場としてのみ使用され、現在は特定のクエストでのみ来られるイベントマップとなっており、MAPの名称や地形のデザインこそ「ゲフェン地下ダンジョンB4F」であるものの、実質的に無関係のMAPとなっている。
B3Fにある下り階段は通行禁止のまま放置されている。
- ゲフェニア遺跡
- 大昔に悪魔とともに封印されたエルフの町。
設定としてはゲフェン地下ダンジョンのさらに奥(「ゲフェニアダンジョン」とはさらに別のもの)だが、ゲフェン地下ダンジョンを進んでもたどり着くことは出来ない。別ルートでの進入が必要である。
ここへ入るためには冥界の女王ヘルと運命の女神ヴァルキリー双方に認められた証を所持している必要があり、その証を用いて扉を開いて初めて入る事が出来る。(誰かが開いた扉に入る事だけなら誰でも出来る)
- ミョルニール廃坑
- ゲフェンから北に行くとある、ミョルニール山脈の中ごろに存在する鉱山。
(ミョルニール山脈自体がゲフェンとアルデバランの中間に位置する地域だが、便宜上こちらに書く)
かつて良質の石炭が取れる鉱山として賑わったが、事業主の無茶な計画により落盤事故が発生、大量に鉱夫が死亡した。同時に毒ガスも発生して進入が困難になってしまい、鉱山内で死んだ鉱夫の死体がそのまま放置された結果、アンデッドであふれかえる洞窟と化してしまった。
- グラストヘイム
- ゲフェンから北西に向かったところにある、巨大な城。
かつて存在したと言われる巨人の城と言われており、実際敷地内の建物の中にあるイスや机等の家具、転がっている人骨は人間のそれに比べると遥かに巨大である。
単なる城としては非常に広大であり、地上の城や騎士団の建物だけでなく地下墓地・地下監獄、深くまで延びる地下水路、さらにその奥には謎の洞窟が広がっている。地下洞窟の最下層には冥界の女王ヘルの母親・アングルボダの魂が封印されている。
関連項目