青山充とは(1954年2月16日- )とは、フリーの男性アニメーター、キャラクターデザイナー、作画監督である。新潟県上越市出身。
血液型A型。東映アニメーションを拠点に活動するフリーアニメーターである。
アニメ「ポールのミラクル大作戦(1976年)」の動画でアニメーターとしてデビュー。
1983年:映画「宇宙戦艦ヤマト 完結編」等の作画監督補を経て、同年「ベムベムハンターこてんぐテン丸」からテレビアニメの作画監督に。
朝日放送制作日曜朝8時30分枠のアニメで、同枠の1作目となる1984年の『とんがり帽子のメモル』から2023年の『ひろがるスカイ!プリキュア』まで参加し続けている。
アニメの全ての作品においてTVアニメ1話分の原画を1人で2019年現在も描いているなど、中でも『ビックリマン』シリーズや『GS美神』ではキャラクターデザインを担当した。1人原画の機会の多さが際立ったアニメーターである。
70歳間近のベテランながら仕事量・技量共が全く衰えを感じさせないこともあり近年再評価の兆しもあり、プリキュアファンの間では1人原画回のたびに話題となっている。
代表作には「ビックリマン」シリーズ、「おジャ魔女どれみ」シリーズ、プリキュアシリーズである。
プリキュアシリーズでは1作目から関わっており、作監・原画の一人原画をこなす。キャラクターデザイン・等身の異なるプリキュアシリーズを、同一作品・画面において違和感なく見せられるのは、すべての作品に関わってきた青山監督ならではである。プリキュアオールスターのキャラクターデザインでは、プリキュアシリーズの特徴的なキャラクターデザインを見事な平均化でリデザインする能力は流石の一言。彼がいるから、プリキュアオールスターズは作ることができると言っても過言ではない。
また仕事の手の速さには定評があり、ときに番組1本分まるまる原画を担当する『ひとり原画マン』を務め上げる。その為ファンの間では『青山充無双』の異名を取る。プリキュアシリーズではすべての作品において欠かせない人物のキーアニメーターであり。最低1回は1人原画を務めている。絵柄も青山氏特有のキャラ作画を描くことからプリキュアファンからは「青山先生」と呼ばれることがある。
ほかに『日本一(世界一)プリキュア描いた男』とも呼ばれている。
特徴は全体的に丸っこく、丸みを帯びた輪郭と目をつむった時のハイライトの濃さ、驚く顔とか手を曲げる仕草が特徴的である。
シリーズ全てにわたって関わってきたこともあり、こうした経緯から『プリキュアオールスターズDX』開始に当たって、大塚隆史監督たっての希望でキャラクターデザイン・作画監督に起用されたという経緯がある。もっとも、シリーズが続くにつれてプリキュアの数が増えていき、DX3の時点で鷲尾天プロデューサーがたまりかねた青山氏に「作業が終わった後にお話しがあります」と呼び出しを食らったというエピソードもある(『HUGっと!プリキュア』第37話のテレビ版オールスターズでも内藤圭祐プロデューサーが呼び出し食らったとか)。
映画オリジナルキャラクターのデザインも手がけるのだが、基本的に監督などが大まかな案を考えており、それに沿った形でデザインしている。唯一そういう案も無い状態でゼロからデザインしたのが映画オリジナルプリキュアの坂上あゆみ(キュアエコー)で、『Febri特別号 プリキュア15周年アニバーサリーブック』所収の「青山充プリキュアワークス」にて、青山氏曰く「川村(敏江)さんみたいに優雅で可愛らしいキャラクターは描けないですよ」「すごいプレッシャーですよ。「キュアエコーを出そう」って聞いて、何を出すんだって思って……(笑)」とのこと。
ちなみに歴代のキャラで一番お気に入りなのは『5GoGo!』のシロップで、妖精時も人間態のシローも好きなのだそう。
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最終更新:2024/05/01(水) 09:00
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