SCP-209-JPとは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
SCP-209-JP | |
基本情報 | |
---|---|
OC | Safe |
収容場所 | 反抗的Dクラス職員の居住エリア |
著者 | dr_toraya |
作成日 | 2014年12月11日 |
タグ | 像 木製 精神影響 視覚 観測 |
リンク | SCP-209-JP |
SCPテンプレート |
15世紀ごろに作られたヒノキ製の大日如来像。全長235mmと比較的小さな仏像であり、SCP-209-JPの特異性は付近にいる人間の危険察知能力や危機管理能力を喪失させ、現状が「安全である」「安心できる」と認識させるようになる。危機管理能力は教育することで再度身につくが、直ちに影響を除去することはできない。
当初は目視がトリガーと考えられており、見えないように収容していた。しかしその3ヶ月後、複数名の危機管理意識の欠如によってアノマリーが収容違反し、百数十名の職員が死亡した。自身が目視されていないとき、SCP-209-JPは自身の近くにいる数十-数百人の人間に影響をおよぼすことが確認され、財団は「それならDクラスがずっと見ていればいいんじゃないかな」と判断。反抗的なDクラスの居住エリアに、厚さ2cmのアクリルケースに入れた状態で設置している。これによりSCP-209-JPを目視したDクラスは財団の危険性を認知することがなくなったため、勤務態度が劇的に改善した。
SCP-209-JPの追加調査・実験は計画されていない。なぜなら、上記のことでSCP-209-JPによる職員とSCP-209-JP自身の安全は十分確保されているからである。
一時はどうなることかと思ったが、これで安心だ。 - ██博士
SCP-209-JP - SCP財団より、2022/08/02閲覧
なにを見てヨシって言ったんですか?
言わずもがな、実験中のDクラスの危機管理意識の欠如も問題である。財団の実験は右も左も危険だらけの実験を行うのだから。
それに、異常性の範囲は一切記載されていない。何人見たら効果が拡散しないのか、一切記載されていない。アクリルケースは傷つきやすいし、透明度が高いのでヒノキが日を浴びて痛むかもしれないし、なんならDクラスが「見なくてもまあ平気でしょ」なんてことになったらまずいはずだが、そんなときどうするか一切記載されていない。
つまり、特性は完全にわかっていないし、収容も不安定要素しかない。なのに追加実験は行われず、収容チャンバーではなく居住エリアに設置するという杜撰な状態である。こうなってしまっている要因はいくつか考えられるが、一番可能性が高いのは財団職員が既にSCP-209-JPの影響下にあるためにSCP-209-JPの影響を正しく見積もることを怠った、ということである。
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最終更新:2024/06/06(木) 21:00
最終更新:2024/06/06(木) 21:00
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