SCP-2128046979-Jとは (バカニハミエナイオレノカノジョとは) [単語記事]

一例として、ジミー次席研究員と会話した同僚は彼女の所在に関する情報を把握することができず、「あの子は違うサイトで働いている」という回答のみを知覚することが判明しています。

項目名は『You don't know her, she works at a dif fe rent Site! (何も知らないんだな、あの子は違うサイトで働いてるんだ！)』。

概要

SCP-2128046979-Jはジミー次席研究員のガールフレンドである。彼女は反ミーム的現象及び因果操作的現象の双方の影響下にあるため、ジミー次席研究員を除いたサイト-534の全財団職員はSCP-2128046979-Jと相互作用を行うことも、彼女に関する主だった情報を知ることもできない。同僚がSCP-2128046979-Jの所在を聴いても、同僚はその情報を把握できず、「あの子は違うサイトで働いているんだ」という回答だけを知覚できることがわかっている。

SCP-2128046979-Jの反ミーム効果は彼女の情報にも影響を及ぼしているが、以下の情報はその効果に耐性を持つようだ。

SCP-2128046979-Jとジミー次席研究員が恋愛関係にあること
SCP-2128046979-Jの勤務サイトはサイト-534ではないこと
SCP-2128046979-Jは魅力的であること
SCP-2128046979-Jとジミー次席研究員は頻繁にセックスすること
SCP-2128046979-JはMonikaあるいはMon icaという名前であること (スペルが不確定なのはSCP-2128046979-Jの反ミーム効果のためと考えられている)
SCP-2128046979-Jは電話もメールアドレスも所持しておらず、彼女の勤務サイトの超極秘的性質よりサイト-534の職員は所在を知ることも手紙を送ることもできないこと

なお、エージェント・マーカスのSCP-2128046979-Jは実在しないのではないかという主張に対して、SCP-2128046979-Jの画像を見せることで反論した。エージェント・マーカスは精神検査に送致され、ジミー次席研究員の電話は研究のために押収され、当該画像はとあるコスプレイヤーのものであることがわかった。これはSCP-2128046979-Jの特性によってジミー次席研究員以外がその画像を見てもSCP-2128046979-Jではなくそのコスプレイヤーの写真にしか見えないのだと推定されている。

海外では、212-804-6979にSMSを送ると架空の彼女からのメッセージを自動で返信してくれるサービスが存在している。