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おたふくかぜ(おたふく風邪)とは、ウイルス感染症の一種である。
正式な病名は流行性耳下腺炎。ムンプスともいう。
概要
ムンプスウイルスによる感染症で、ほっぺたがお多福のように腫れ上がることからおたふくかぜと呼ばれている。
症状
発熱や風邪のような症状に加えて、ほっぺたが腫れ上がるという症状があらわれる。
一般論で言えば子供がかかりやすい病気とされており大人はかかりにくいが、麻疹や水痘などと同様に大人になってから罹ると重症化しやすいとも言われている。
軽い病気というイメージが強いが、実は難聴や生殖器(精巣、卵巣)の炎症による不妊症などの厄介な後遺症を起こすことがある。また、稀に脳炎や無菌性髄膜炎、急性膵炎などの危険な合併症を起こし死亡することもある。
予防方法
ワクチンで予防できるものの日本では義務化されておらず、任意接種となっている。
関連項目
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