~したいだけの人生だったとは、
したいだけの人生だったとは、ネット上で使われる定型表現である。
死体だけの人生だった人もいるかもしれないがそれについては知らぬ。
概要
字面どおりではなく、実際にそれさえできればよかったかどうかは関係なく、(多くの場合実際にはできなかった、というニュアンスを込めて)「〇〇したかった」と言う気持ちを表明する際に使う定型表現のこと。
「彼氏彼女なんてマセた関係なんてにならなくてもいいから、東北きりたんみたいな女の子とたまに話したときにどきどきしたり、同じ班になったり、休日に偶然会ったり、たまに一緒に帰ったりして同じ時を過ごす、そんな小学生時代を過ごしたかっただけの人生だった」
「サークル仲間や部活のメンバーとだらだら過ごしたり、非モテの友達と近所の女子大の学園祭に行ったり、近所の短大や専門学校の子でもいいから、明るくて一緒にいて楽しい女の子と楽しく、なんでもない時間を過ごしたいだけの人生だった」
まれに、今の願望、現在進行形の願望を表現する場合にも使われる。例えば、
とあれば、この人の現在進行形の願望であると考えられる。
発祥
明確な発祥は不明。
2012年ごろからツイッターでこの定型文が散見される。
→「"したいだけの人生だった" until:2013-01-01」でツイッターを検索
ノッツ起源説
様々な言葉の元ネタを解説するウェブサイト「タネタン」では、「マンガ家イラストレーターのノッツさん(@knotscream
)が2014年8月1日にTwitterに投稿したイラストが元ネタ」であると記している[1]が、これは誤りである。詳しくは後述するが、元ネタだと言及されている本人が否定するツイートをしている。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/knotscream/status/494965758854569986
このツイートはイラストに「〇〇したいだけの人生だった」という文章が添えられているもので、シリーズ作としてその後もいくつか投稿されていた。そのイラストの切なさが受けたのかここから広まって、「〇〇したいだけの人生だった」という定型表現が広まっていったのだという。
しかし、この2014年8月1日のツイート以前にも、たとえば2012年中のツイートにも「~したいだけの人生だった」という表現の使用例は存在している
し、ニコニコ動画でも2014年1月の投稿動画の投稿者コメントにも確認できる
し、ニコニコ静画でも2014年2月に投稿された静画でこの言い回しが使われているので、「上記のツイートやそこから始まるシリーズが元ネタ」という説明は不正確である。
ノッツ氏本人もこの情報を否定するツイートをしている。また、当時のツイッター投稿をまとめた同人誌においても、この言い回しがすでにインターネット上で普及していたことが記されている。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/knotscream/status/1101507933936873473
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/knotscream/status/1101509621343088641
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
脚注
- 5
- 0pt
- ページ番号: 5594848
- リビジョン番号: 3009154
- 編集内容についての説明/コメント:

