すゑひろがりずとは、三島達矢と南條庄助からなる日本のお笑いコンビである。吉本興業所属。
イヨオォォォ〜〜!ポン!
それぞれ別々のコンビを組んでいた三島と南條ともう一人のトリオで活動していたが、一人が離脱し、2011年にコンビとして改めて活動開始。南條と三島から名前をとって「みなみのしま」というコンビ名で活動し、アロハシャツを着てネタをやっていたがあまり売れず、引退を考え始めたころにヤケクソでやった「狂言風クリスマス」というネタが大ウケし、これをきっかけに現在の芸風を確立する。三島はこのネタがウケた次の日に着物を買いに行ったとか。
その後は着物を羽織り、小鼓と扇子を持って「コントや漫才を狂言や歌舞伎などの伝統芸能風にアレンジ」というネタが中心となる。能や狂言などの発声方法は師匠から学んだわけではなく、YouTubeの動画などで独学で学習したらしい。また、現代の言葉を和風に言い換える「和風変換」ネタも多様する。
2016年に「みなみのしま」から現在の「すゑひろがりず」に改名。
M-1グランプリ2019において初の決勝進出を果たす。4番目にネタを披露し10人中8位という結果(数字が見事に末広がりである)に終わったが、直前のネタ順がかまいたち、和牛というM-1決勝常連による完成度の高い漫才であり、会場の大ウケと正反対に待機中の芸人(ほぼ全員が決勝初進出)の冷え切った空気を見事に一変させたとしてひそかに評価されている。曰く「番組として盛り上げるために空気を変えられるのは自分たちしかいない」と思っていたとか。
みなみのしま時代のネタは封印していたが、2020年にNHKで放送された「有田Pおもてなす」第89回にて再び披露することになった。
YouTubeチャンネル「すゑひろがりず局番」を2019年1月より開設。2021年1月現在の登録者数は約35万人。伝統芸能風にゲーム実況をやったり古典解説をしたりといった動画を投稿している。ゲーム実況は主に流行り病の乱其の二、集えけもの共の藪などをプレイしている。
サブチャンネル「すゑひろがりず福局番」では動画のノーカット版や生配信のアーカイブなどがアップされている。
関連動画
関連商品
関連リンク
関連項目
- 芸人の一覧
- マヂカルラブリー
共に「大宮セブン」の一員とし大宮ラクーンよしもと劇場を中心に活動。
「スーパー野田ゲーPARTY」を作るためのクラウドファンディングに100万円を出資し、
「世直しすゑひろがりず」というゲームを作ってもらった。 - 紅そば
- 3
- 0pt