ばっはばっはにしてやんよとは、一部のボーカロイドでJ.S.バッハの楽曲に取り組んだ動画につけられたタグである。
概要
ボーカロイドとバッハとの相性の良さから生まれた言葉である。
元ネタはいうまでもなく「みくみくにしてあげる♪(してやんよ)」からである。
ウェンディ・カーロスの「スイッチ・ト・オン・バッハ」などシンセサイザーの登場初期から、電子楽器とバッハの相性の良さは認められていた。
「人間が歌う以上そこに音の揺れはどうしても入ってくる。ところがミクが歌う『マタイ』のコラールは、人間には不可能な有無を言わせぬ機械的なノンビブラートによって、この限界を容易に超え、衝撃的なまでの非情な透明さを実現する」
未クラシック、魅クラシック―「ボカロクラシカ」における「萌えの構造」― 大杉重男、ユリイカ12月臨時増刊号 総特集 初音ミク ネットに舞い降りた天使、青土社 より
VOCALOIDによるバッハ楽曲の特徴として、大曲に取り組むことがあげられる。ミサ曲ロ短調BWV232全曲や、平均律クラヴィーア曲集、シンフォニアなど。
進行中のものとして、マタイ受難曲BWV244、音楽の捧げものBWV1079などが制作中であり、それぞれのプロデューサー達の製作意欲には頭を下げざるを得ない。
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関連項目
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