アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳(Notenbüchlein für Anna Magdalena Bach)とは、J.S.バッハによって彼の二番目の妻であるアンナ・マグダレーナのために編集された曲集である。
概要
1722年と1725年のものがあり、一般には後者がアンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳として知られる。
1722年のものはバッハの筆跡で書かれまたすべてバッハの自作曲からなり、多くがフランス組曲から取られている。
1725年のものはC.P.E.バッハをはじめ主に他の作曲家の曲から構成されている。クラヴィーアのための曲が多いがソプラノ歌手であったアンナ・マグダレーナのためのアリアやコラールも含まれる。平易な曲が多くその中のいくつかは現在でもピアノ初心者向けの練習曲としてよく使われる。
主な曲
- BWV Anh.114
メヌエットト長調 - クリスティアン・ペツォールト作曲 - BWV Anh.115 メヌエットト短調 - クリスティアン・ペツォールト作曲
- BWV Anh.116 メヌエットト長調
- BWV Anh.183 ロンド変ロ長調 - フランソワ・クープラン作曲
- BWV691 コラール
- BWV Anh.122
マーチニ長調 - C.P.E.バッハ作曲 - BWV Anh.124 マーチト長調 - C.P.E.バッハ作曲
- BWV Anh.126 ミュゼットニ長調
- BWV988 鍵盤音楽のためのアリア - ゴルトベルク変奏曲のアリアと同じ
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関連項目
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