BWV988とは、J.S.バッハ作曲の『アリアと種々の変奏』の作品番号である。
通称、ゴルトベルク変奏曲 (Goldberg-Variationen)。
概要
1742年ごろライプツィヒで作曲されたチェンバロ曲。
アンナ・マグダレーナ・バッハ曲集中のアリアを取り上げ、その左手に現れる定旋律をもとに作られた変奏曲集で、1度から9度までのカノンなど高度な対位法が用いられている。アリアは非常に有名。
広く知られるゴルトベルク変奏曲という名前は、不眠症に悩んでいたカイザーリンク伯が、お抱えのチェンバロ奏者ゴルトベルクに夜の間弾かせるためにバッハに作らせたという逸話に基づく。
1955年にグレン・グールドがデビューアルバムでこの曲をピアノで取り上げ、一大センセーションを巻き起こし一気に再評価された。グールドは1981年にもゴルトベルク変奏曲を録音しており、どちらの録音も有名である。1981年の録音については「バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)」も参照。
構成
サウンドトラックなどでの使用
関連動画
関連項目
- バッハ
- グレン・グールド
- バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)
- ハンニバル・レクター - 本曲がお気に入りという設定がある。
- ラリホー
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