オルランド・ディ・ラッソ / オルランドゥス・ラッスス(1532~1594)とは、パレストリーナと並びルネサンス音楽の最後を飾る人物である。
ラッソ、ラッスス表記どちらでも見かけるが、ここではイタリア語表記のラッソを記事名にする。
概要
聖地モンスの教会合唱団員を務めたのち、イタリア各地の王侯に仕える。1555年にアントウェルペンに戻った後は、バイエルン公アルブレヒト5世に招かれミュンヘンの宮廷に仕え、その後生涯この地にいた。
フランドル楽派後期最大の作曲家と呼ばれ、教会音楽、世俗音楽とわず2000曲にも及ぶ曲を作る。そのため「音楽の帝王」、「天才オルランド」とも称された人物である。
また各地の王侯に招かれたことからイタリア、フランス、ドイツと各地を周り、当時としては世界的な名声を誇り(そのせいで名前表記に困る…)、パレストリーナと並ぶ存在となった。
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