ゴフン・フーパジ・シュブ=ニグラス(Gof'nn hupadgh Shub-Niggurath)とは、クトゥルフ神話における種族の名前である。
概要
ゴフン・フーパジ・シュブ=ニグラスは外なる神シュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)の崇拝者の奉仕種族である。
その姿はサテュロスに似ている不死の存在であるといわれている。
ゴフン・フーパジ・シュブ=ニグラスはシュブ=ニグラスの神官であり使者である。そしてシュブ=ニグラスに捧げられた黒い山羊から作り出された〈シュブ=ニグラスに祝福されしもの〉である。
またゴフン・フーパジ・シュブ=ニグラスはシュブ=ニグラスの化身であるムーンレンズの番人(Keeper of the Moon-Lens)や畝の後ろを歩くもの(He Who Walks Behind the Rows)に捧げられた人間をもとに産み出された存在ともいわれ、それらとともに洞窟内や暗い森の中で潜みながらシュブ=ニグラスを崇拝するといわれている。
その姿はギリシア神話に現われる半人半獣の自然の精霊サテュロスのようにひづめのある脚、小さな角などの山羊の特徴がみられる人間の姿をしているものや、化物のような姿をしているものもいるという。
そんな姿を見てしまった人間によって、〈ゴブリン〉と呼ばれる伝説的生き物が生まれ、物語中で語られることになったといわれている。
登場作品:『The Moon Lens』-ラムジー・キャンベル
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