ゴブリン単語

ゴブリン
5.5千文字の記事
  • 15
  • 0pt
掲示板へ

ゴブリンとは、

  1. ヨーロッパ民間伝承に出てくる想上の生物
  2. マクダ ネルXF-85ゴブリン - マクダネル社が開発した試作戦闘機。実用化はされなかった。
  3. ゴブリン(バンド) - イタリアロックバンド現在プロジェクトとして名前が残っている。
  4. ゴブリン(漫画家) - に成人向け作品を手掛ける漫画家自己紹介しとこう!
  5. ゴブリン(生放送主)-東越谷に存在しているという魔物。お経と三味線が得意。
  6. ゴブリン(声優)-ものまねタレントナレーターとしてに活動中。大沢事務所所属。
  7. 野間易通活動家)-対レイシスト行動集団(C.R.A.C.)代表。

本項では1について解説する。

概要

採掘ゴブリン元々はヨーロッパに伝わる、鉱山や洞窟等に棲むと言われるイタズラ好きの妖精精霊)若しくは小人である。

妖精と言ってもフェアリーのようならしいイメージどなく、大抵は醜悪な外見に邪悪な性格を持つ存在としてられる。見たはかなり小柄で、大人でも体長が30cm程度しかないという伝承もある。

イタズラや悪事を好み、人間を怖がらせたり困らせたりする。他の妖精達はゴブリンと間違われたり混同される事をしく嫌うが、伝承によってはノームやドワーフ同一視されることもある。日本でいう「子」や「天邪鬼」に相当するだろうか。

名前の由来には様々な説があるが、一説ではコバロス(Kobalosギリシャ語で「子供」を意味する)という単から来ていると言われている。事実ゴブリンはかつて、「イタズラや悪さをするが、どこか子供のように嬌のある存在」であり、必ずしも邪悪とは限らなかった。

ゴブリンが悪い妖精として認識されるようになった背景には、キリスト教徒の民間伝承排斥運動により、ゴブリンが悪魔と見なされた事が挙げられる。トロールドワーフエルフ等も同様に排斥の対であったが、人気・知名度があったことからとりわけゴブリンに対する仕打ちはひどかった。やがてヨーロッパでは遅くまで起きている子供に対し、が「く寝ないと悪いゴブリンが来るぞ」と怒って子供を躾けるようになったという。

後にドワーフエルフは(トールキンの功績によって)一転して善き存在として認知されるようになるが、一方のゴブリンは未だに怪物イメージが根強い。

ホブゴブリン

ホブゴブリンとはゴブリン同様妖精の一種であり、ホブと呼ばれる事もある。

ゴブリンの名前を冠しているが、彼等とは違い人間に対して友好的・献身的な性格をしており、ヨーロッパ各地では守護霊として認知されていた。具体的には1杯のミルク(1枚のパン)を台所の隅に置いておくと、次の日には掃除割り等といった事をあらかた片付けているなど、人間の手助けをしてくれる存在であった。

ゴブリンと同じくイタズラを働くことがあるものの、バターをダメにしたり、椅子に化けて人間が座ろうとした途端に変身を解く等、大抵は被害が少ないイタズラである。人間からからかわれたりしない限りは、相手を必要以上に傷つけたりせず、単純に人間が驚く様を見られれば基本的には満足らしい。

また良く扱われた場合には相手にお返しをするらしく、「ホブゴブリンに切にしていたら、一生幸せに暮らせる程の贈り物を貰った」という伝承も少なからず存在する。

ホブという言葉は「放浪者」を意味する言葉「ホボ」が訛ったもの、若しくはロビンロバート等の称「ロブ」が訛ったものと言われており、転じて「人間に近い知を持つ妖精」「人間しい善意ある妖精」といった意味合いがある。

しかし前述した民間伝承排斥運動により、彼等もゴブリン同様悪しき存在と見なされるようになってしまった。現在では名前イメージから「普通のゴブリンよりも強い(悪い)ゴブリン」と誤解されることが多いが、元々は「人間に近いゴブリン」という意味合いのある名前なので、ゴブリンの上位種とは一概に言えない事には留意されたい。少なくとも、悪の妖精としてのゴブリンとは一線を画すべきである。

フィクション作品のゴブリン

創作作品、特にTRPGRPGなどでは専ら定番的なザコモンスターとして扱われる。オークトロールオーガやコボルトといった亜人(獣人と扱われることも)と同種のモンスターとして扱われる傾向にあり、作品によっては独自の言文化を持ち、ゴブリン達で形成された社会・王を築いている場合もある。

モンスターとして登場する場合は何も得物を手にしていない丸腰のゴブリンか、ゴブリンバット棍棒を始めとする粗野な武器を持っているゴブリンが多い。中には人間と同じくなどといった武器を自在に操るゴブリンも存在する。「ロマンシング サ・ガシリーズのドビー達のように矢を器用に使いこなすケースもあれば、・ステッキを手に魔法を使うゴブリンも存在するなどバリエーションは数多く、モンスターとしてのゴブリンのされぶりが垣間見えるだろう。

以下に、各作品におけるゴブリンを記述する。

(「この作品が存在してない」「情報が間違っている」「情報が足りない」などがあれば、追記をお願いします。)

関連動画

関連商品

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 15
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

ゴブリン

215 ななしのよっしん
2022/10/12(水) 18:42:01 ID: HIsvaBAUvC
>>199-200
ニワカはどっちだよ
そういう寓話がいとは言わんが、ゴブリンの悪行ってどっちかと言うと粗暴犯よりも知犯だったろ
やたらと小さいし、顔だけでなく足まで奇形なんて伝承もある
これは身障者のメタファーだと考える方が自然だと思うが
キャラクター像としてはオペラ座の怪人とかノートダムせむし男の方が近い

あと、ゴブリンにもたまにそういうがいるが、小妖精って頼んでなくとも向こうから人里にやってきてゴミ投げつけたり何か盗んでいく事があるからな
してどうこうなるもんでもない災に近い
一応、子供向けに日頃の行いが良ければ良い事をしてくれるかもよって諭すパターンもあるが
👍
高評価
1
👎
低評価
3
216 ななしのよっしん
2022/12/08(木) 23:08:23 ID: jkfr8RXOpq
最近は肌が緑色なだけの単なる美少女が多いな
👍
高評価
3
👎
低評価
1
217 ななしのよっしん
2023/02/16(木) 12:55:05 ID: E4FeyRrsjJ
まんま薩摩美女だな。
ゴブリン薩摩は実質同じだし。
👍
高評価
4
👎
低評価
5
218 ななしのよっしん
2023/03/22(水) 02:49:36 ID: kxyI3MnaPE
>>211
全く共感できんなぁ
mtg初めとして外人の書くゴブリンに長年しんできたけど鉤鼻、というか前にり出すようなデカい鼻が
もちろんそれだけじゃなくて潰れてたり膨れてたり、かったりといろんなバリエーションで描かれてるけど
👍
高評価
0
👎
低評価
2
219 ななしのよっしん
2023/05/28(日) 18:43:59 ID: rISZdHWYPd
もつあきのガキ
👍
高評価
2
👎
低評価
0
220 ななしのよっしん
2023/06/04(日) 15:56:05 ID: E4FeyRrsjJ
>>218
薩摩人が同じ顔なわけないもんなぁ。
👍
高評価
2
👎
低評価
0
221 ななしのよっしん
2023/06/11(日) 00:50:02 ID: sbbj5ylcQJ
>>210
ぞくぞく村シリーズに出てくるゴブリンは見たドワーフっぽいんだけど「子だくさん」な要素は満たしているなw
👍
高評価
1
👎
低評価
1
222 ななしのよっしん
2023/06/27(火) 00:18:17 ID: 5xJNWw2u9l
最近、悪い意味で話題移民ゴブリンにしか見えないんだよね。 外見ではなく中身がね
👍
高評価
5
👎
低評価
6
223 ななしのよっしん
2023/10/06(金) 14:26:12 ID: zFejL9xOSV
ゴブリン人間さらってませれるとか実は生物的には人間の近縁種なんじゃねえのかとか思うとモチーフは異人種なんだろな
👍
高評価
2
👎
低評価
1
224 ななしのよっしん
2023/11/15(水) 23:02:08 ID: nk2mYcjdDW
そう考えると同じく人間と交配できるエルフモチーフも異人種モチーフが含まれてそうだな…
それどころか巨人族も大柄な異人種って考えれば色々当てはめれそう(てかケルト神話のフォモールは実際ケルト人の前にアイルランドに住んでた異民族だと言われてるし)
👍
高評価
0
👎
低評価
1

おすすめトレンド

ニコニコニューストピックス