サイバネティック・マジシャンとは、遊戯王OCGに登場する魔法使い族のモンスターである。
概要
「CYBERNETIC REVOLUTION」（2005年5月26日発売）でOCGに登場。
効果モンスター
星6/光属性/魔法使い族/ATK 2400/DEF 1000
手札を１枚捨てる。
このターンのエンドフェイズ時まで フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の攻撃力は２０００になる。
どんなモンスターも手札コスト１枚で一律攻撃力2000にする。相手の大型モンスターを攻撃力2000にして戦闘破壊することも、自分の弱小モンスターを攻撃力2000のアタッカーにすることもできる。
後々に登場する「進化する人類」「フォトン・ブースター」などの指定数値化カードの先駆けともいえる変則的な効果だが、アドバンス召喚や特殊召喚に必要な手間や手札のコストなど、課題や消費の粗さが目につくうえ、このカード自体に耐性がないため、効果を活かすのが難しい。
もっとも、このカードが登場して以来５年以上が経過した現在（２０１７年以降）では、帝モンスターやキングサーモンなどの一定のステータスのモンスターを補強する"帝王”シリーズ、上級魔法使い族の展開・除去対策として有用な「ジェスター・コンフィ」「ガガガシールド」などの登場によって、このカードの展開から効果の発動につなげる手段は増えてきているため、エクストラデッキのモンスターの大量展開にこだわらないタイプのデッキであれば、１枚添えて楽しむのもアリ。
モンスターや手札の枚数にもよるが、１ターンのうちに二回以上発動することは可能なので、敢えて連発して手札０の状況にすることも可能。（もっとも、手札を敢えて減らすための手段としてなら、下級機械族モンスターに同じような芸当ができるモンスターが存在するため、種族・属性などで差別化を図りたいところ）
関連動画
関連項目
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