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スティーヴ・ブラウン(Steve Brown)とは、アメリカ合衆国のヨーヨープレイヤー・デザイナーである。
概要
2007年のニコニコ動画では、同年8月に行われた世界大会の動画がアップされていた。
そこにアップされた動画の一つに、ニコ厨たちは唖然とした。
黒スーツに身を固めた入れ墨まみれの強面スキンヘッドのおっさんが、突如ズボンを脱ぎ出し、バレエスカート姿になってヨーヨーを繰り広げていたのである。
彼こそが、数多のヨーヨーメーカーを救ってきた凄腕ヨーヨーデザイナーにして、ナショナルヨーヨーマスターのスティーヴ・ブラウンである。
略歴
当初はラジコンメーカーのチーム・ロッシに勤めており、当時同社が出していたヨーヨー「チェリーボム」などの開発に関わっていた。
1999年にダンカンに引き抜かれ、開発担当となる。
ダンカンは当時トランスアクセル機の開発にあえいでいたのだが、スティーヴが名機・フリーハンドを開発したことにより息を吹き返し、プラスティック機のトップレベルメーカーに返り咲いた。
その後も、フリーハンドをモデルにした「フライングパンダ」「スローモンキー」などの傑作ヨーヨーを世に送り出す傍ら、ダンカンクルーのリーダーを務め、デモンストレーターとしても活躍した。
2008年頃、ヨーヨーファクトリーに移籍。こちらで開発した「888」は、ヨーヨーファクトリーの知名度を上げ、Hプロファイルバタフライの有用性を知らしめ、フルメタルヨーヨーを再評価させると共に、新機構ハブスタックの普及を巻き起こした名機となった。
現在は、カナダのメーカー・CLYWの開発とマーケティング担当に就任している。
トリック
ストリングの端におもりを取り付け、ヌンチャクのようにヨーヨーを振り回すプレイスタイル・カウンターウェイトの創始者である。
1999年に初めて披露されたこのプレイスタイルは、瞬く間に他のプレイヤーに広がり、ついには「5A部門」として独立部門が開催されるに至った。
「ダンカン・フリーハンド」は、このカウンターウェイトスタイルも想定して開発され、現在までパッケージにはカウンターウェイト用ダイスが付属している。
同時に、「ヨーヨーにカウンターウェイトをつけること」の特許も取得しているため、他社の利用には現在のところパテントの取得が必要である。
所属
▲は旧所属。
シグネイチャーモデル
- ダンカン・フリーハンド Steve❤LOVE バージョン
- ダンカン・フリーハンドZERO Steve❤LOVE バージョン
- ヨーヨーファクトリー 888 スティーヴ・ブラウンバージョン
- ヨーヨーファクトリー・ダイナスティ
- ヨーヨーファクトリー・ロールモデル
大会成績
関連動画
関連商品
関連項目
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