いうことを きかない!とは、指示に従ってくれないポケモンの様子である。
概要
ゲーム『ポケットモンスター』シリーズにおいて、トレーナーの手持ちのポケモンのレベルが高すぎる場合、プレイヤーが選択した指示に従わない場合がある。この時に表示されるメッセージの1つが「○○は いうことを きかない!」である。このメッセージが表示された場合、ポケモンは何も行動しないか、こんらん状態と同じく自分を攻撃する。
レベルの高いポケモンを序盤で入手したためにヌルゲーになってしまう、つまり何のハードルもなくゲームを進められてしまうのを防ぐための機能と思われる。
他には以下のようなメッセージがある[1]。特に注記がなければ第9世代でも見られるメッセージである。
- ○○は めいれいをむしして [××をくりだした等]!(~第2世代)
- ○○は めいれいを むしした!(~第4世代)[2]
- ○○は なまけている!
- ○○は そっぽをむいた!
- ○○は しらんぷりした!
- ○○は ひるねを はじめた! → ねむり状態になる
ちなみにねむり状態で「いびき」や「ねごと」のわざを指示した場合、眠ったまま命令を無視する。
第8世代(ソード・シールド)までなら「他人から通信交換等で手に入れたポケモン[3]」の場合に発生しうる。ストーリーが進むと集まるジムのバッジやスタンプの数に応じて「言うことを聞く」ポケモンのレベルの上限は開放され、全て集めるとどのレベルのポケモンでも言うことを聞くようになる。自分でゲットしたポケモンでレベルを上げていった場合は上限を超えても言うことを聞いてくれる。
Pokémon LEGENDS アルセウスや第9世代(スカーレット・バイオレット)では、自分の手元に来た時点のレベルで判定される。つまり仮に自分でゲットしたポケモンであっても、手に入れた時点でのレベルが高く、団員ランク・ジムバッジの数が少ない場合は言うことを聞かなくなることもある。
ちなみに「何らかのバグ等でレベルが仕様上の最大値である100を突破」「非正規の手段でミュウやデオキシスを入手」等の場合でも言うことを聞いてくれない場合もあるようだ。
アニメでもトレーナーの言うことを聞かないポケモンは度々登場している(サトシのリザード→リザードン、ヒカリのマンムー、アイリスのドリュウズ・カイリュー等)。アニメではバッジの数ではなく、トレーナー自身が成長しポケモンとの信頼関係を築くことで言うことを聞くようになる場合が多い。
2024年にはこの様子をイメージしたフィギュアが発売されている。このうちリザードンはアニメでのサトシの個体[4]を再現したものと思われる。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
脚注
- *「!」の有無など細かい点には世代ごとに差異がある
- *行動しない場合と別のわざを出す場合に分かれる
- *ゲーム内のキャラクターから通信交換以外で譲ってもらった場合は除く
- *カントーポケモンリーグにおいて、サトシの言うことを聞かずふて寝してしまった
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