チーム・ロッシ(Team Losi Racing)とは、アメリカ合衆国のラジコンメーカーである。
レーサーのヴァレンティーノ・ロッシ/グラツィアーノ・ロッシ(Rossi)父子とは関係ない。
概要
所在地はカリフォルニア州オンタリオ。
アメリカのRCホビーメーカー・Horizon Hobby傘下のラジコンメーカー。
オフロードバギーを主力としており、特に1/18スケールのスタジアムトラック「Mini-T」シリーズは人気を博している。
ヨーヨーメーカーとして
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1990年代末期から2000年代初頭にかけて、ヨーヨーの生産を行っていたことがある。
ロッシ自体は数機種しか発売しなかったが、これらの機種が21世紀のヨーヨーを決定づけた。
本メーカーは、ラジコンでは常識の「カスタマイズ」という要素をヨーヨーに応用した。
軸周りにボールベアリングとゴム製Oリングを採用し、溝幅を自由に変えられるようにした。
また、着脱可能なラバーウェイトを搭載したことで、重量も自由に調整できるようになった。
ラジコンメーカーらしく、ベアリングにもこだわっていた。
これらはチームロッシが初というわけではないが、ヨーヨー移行期にあって総合的によくまとまっていたこともあり、スピンタスティクス・スーパーヨーなどの競技ヨーヨー専門メーカーに劣らぬ使用率があった。
特に「チームロッシ・チェリーボム」はストリングプレイ機としての完成度が高く、開発にかかわったスティーヴ・ブラウンともども高い評価を受けた。
スティーヴは老舗ヨーヨーメーカー・Duncan Toysに引き抜かれ、「ダンカン・フリーハンド」を完成させたが、それには本機のOリング調整機構やラウンドバタフライシェイプが受け継がれている。
チームロッシは、スティーヴの移籍後ほどなくしてヨーヨーの製造からは撤退するが、その技術を受け継いだダンカンはハイエンドメーカーとして奇跡の復活を果たし、「フリーハンド」も(金型破損によるモデルチェンジはあったものの)2016年のリニューアルまで、「チェリーボム」の面影を遺したまま生産が続けられていた。
機種
旧所属プレイヤー
関連動画
関連商品
関連項目
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