トヨタ・イプサムとは、トヨタ自動車が1996年~2009年に製造をしていたミニバン型の乗用車である。
概要
車名の由来はラテン語で「本来の」「自分自身の」の意味から。初代モデルのホンダ・オデッセイのヒットを
横目に見たトヨタは、7人乗りのミニバンとしてコロナをベースに登場をする。初代モデルは5ナンバーサイズで
あったためヒットモデルとなった。二代目はサイズアップをして走りとゆとりをプラスしたモデルであったが、
トヨタ車の中でもウィッシュやアイシス等に押されて2009年に廃止となった。
ヨーロッパでも販売され、初代が「ピクニック」、二代目が「アヴェンシス・ヴァーソ」の名称で販売がされていた。
駆動方式はFFと4WDが用意されていた。初代モデルのみには、販売店違いのガイアも用意されていた。
初代モデル(1996年~2001年)
1996年に登場。コロナをベースにエンジンを直4気筒の2000ccのガソリンエンジンと、2200ccのディーゼルターボ
エンジンが用意される。ディーゼルのみは4WD仕様のみであった。ボディカラーもツートンカラーを主とした。
ミッションは4速ATのみとなる。乗車人数も6名と7名がグレードにより選択できた。
1998年にマイナーチェンジ。モノトーンカラーのバリエーションを増やした。
イメージキャラクターには、俳優・西村雅彦を起用していたが、マイナーチェンジ以後はタレント・ビビアン・スー
となっていたが、初代モデルのみのゆるキャラ「イプー」を起用していた。
二代目モデル(2001年~2009年)
2001年にモデルチェンジ。ボディサイズも拡大をし、エンジンも直4気筒の2400ccに拡大される。ミッションも4速AT
のみとなる。乗車人数も6名から7名のみとなった。
2009年に生産終了となった。
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