プロリーグ鳳凰戦とは、日本プロ麻雀連盟が主催する麻雀のタイトル戦である。
概要
大まかにはリーグ戦と鳳凰位決定戦の2つに分かれる。リーグ戦はA1からEまで11の階級に分けられ、全ての日本プロ麻雀連盟所属雀士がいずれかのリーグに参加する。A1とA2リーグは1年(4月から翌1月まで)を1期とし、B1以下は1年に2期のリーグを実施。各期終了時、各リーグの成績上位数名と下位数名が入れ替わる。
そしてA1リーグの年間成績上位3人と前期の鳳凰位の4人で鳳凰位決定戦を実施。トータルトップが鳳凰位となる。
ルールは連盟公式ルール(旧・Aルール)を使用する、連盟で最も格式あるタイトル戦である。一発・裏ドラ・カンドラがないので打点が飛び交うことは少ないが、手役・ヤミテンなどを絡めた渋い攻防を楽しめる。また順位点が原点からの浮き・沈みにより変動するシステムになっており、原点をめぐる戦いも面白い。毎年12月~翌1月は特にA1リーグの決定戦進出争い・A1↔A2の昇降級争い・そしてA2残留をめぐるサバイバルレースと、特にヒートアップする月となる。
スケジュール
リーグ戦
鳳凰位決定戦
1月中旬から計4日間に渡り、1日につき半荘戦を4回対局する。合計16回戦の総合計ポイント上位者が優勝となる。
歴代の優勝者
- 第1期 1984年 島田昭
- 第2期 1985年 安藤満
- 第3期 1986年 ロッキー堀江
- 第4期 1987年 島田昭
- 第5期 1988年 安藤満
- 第6期 1989年 安藤満
- 第7期 1990年 椎名大介
- 第8期 1991年 荒正義
- 第9期 1992年 伊藤優孝
- 第10期 1993年 安藤満
- 第11期 1994年 土田浩翔
- 第12期 1995年 前原雄大
- 第13期 1996年 森谷健
- 第14期 1997年 原田正史
- 第15期 1998年 石崎洋
- 第16期 1999年 古川孝次
- 第17期 2000年 古川孝次
- 第18期 2001年 古川孝次
- 第19期 2002年 阿部孝則
- 第20期 2003年 阿部孝則
- 第21期 2004年 阿部孝則
- 第22期 2005年 土田浩翔
- 第23期 2006年 望月雅継
- 第24期 2007年 朝武雅晴
- 第25期 2008年 前原雄大
- 第26期 2009年 瀬戸熊直樹
- 第27期 2010年 瀬戸熊直樹
- 第28期 2011年 荒正義
- 第29期 2012年 瀬戸熊直樹
- 第30期 2013年 藤崎智
- 第31期 2014年 前田直哉
- 第32期 2015年 勝又健志
- 第33期 2016年 前原雄大
- 第34期 2017年 前原雄大
- 第35期 2018年 吉田直
- 第36期 2019年 藤崎智
- 第37期 2020年 佐々木寿人
- 第38期 2021年 佐々木寿人
関連項目
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