レーザービーム(Laser beam、Laserbeam)とは、レーザー光源から発せられるレーザー光の軌跡である。
参照→「レーザー」
曖昧さ回避
上記の意味から派生して、以下の用法も定着している。
- レーザービーム(野球) - イチロー、新庄剛志、英智、アレックス・オチョア等に代表される、主に外野からの速く鋭い送球、返球の事。
- レーザービーム(Perfume) - Perfumeの楽曲の一つ。13枚目のシングル「レーザービーム/微かなカオリ」収録曲。
1.の概要
初出は2001年4月13日のシアトル・マリナーズ対オークランド・アスレチックス戦。
ライトヒットで三塁進出を試みた一塁走者のテレンス・ロングを、イチローがノーバウンドの力強くも正確無比な送球によって三塁を補殺した際、実況アナウンサーのリック・リズがこの好返球を「イチローからのレーザービーム攻撃だ!」と叫んだことによって定着したとされる。
この時のイチローが投げたような、矢のように速く正確な遠投は重力を無視して真っすぐ飛んでいくように見えることも、レーザービームの呼称が定着する一因となっているだろう。ちなみにレーザービームという言葉が広まる以前は「バズーカ砲」「大砲(肩に大砲を担いでいる)」といった例えもあったとされる。
力強さと軌道の美しさを兼ねる閃光のような好送球は時に、進塁またはホームインされてしまうピンチをも見せ場に早変わりさせ、「返球がランナーに間に合わない」と称される状況すらも間に合わせたり、「俊足」「韋駄天」「盗塁の天才」などと称された選手すらもレーザービームで刺してアウトに沈める。
もちろん、外野からの超返球を正確に捕球してすぐさま相手ランナーを素早く鮮やかに捕殺・刺殺する内野手たちやキャッチャーの活躍も、レーザービームに隠れがちだが見逃せない。
ニコニコ動画では、イチローの送球に実際のレーザービームらしき映像エフェクトを乗せて本当の光線技に仕上げた動画も存在する。
関連動画
関連項目
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