我が代表堂々退場す (わがだいひょうどうどうたいじょうす) とは、歴史教科書に残るほどの新聞の見出し、及びインターネットミームである。
概要
「我が代表堂々退場す」とは、1933年に日本が常任理事国であった国際連盟から脱退した時の同年2月25日付けの東京朝日新聞(現:朝日新聞)の朝刊2面の見出しである。(→参考画像)
よく「聯盟(連盟)よさらば!」とセットで使われることが多いが、「聯盟よさらば!遂に協力の方途盡く(尽く)」と「總會(総会)、勸(勧)告書を採擇(択)し我が代表堂々退場す」と別々の見出しである。
国際連盟からの脱退は、それによる孤立化により太平洋戦争に向かう一つの契機となったことから日本の歴史教科書に載せられることも多く、覚えている人も多いのではなかろうか。
いつからインターネットミームとして使われるようになったのかは正確には分からないが、2006年頃からこの見出しを取り上げるサイトが出てきたようだ。
使用例
集団の中で一人だけ別の道を進み、外見上は「堂々と」脱退したものの実際は孤立化している場合に使われる。集団の大きさは問わないが、主に史実と同じく国際社会の何らかの集団から一か国だけ脱退する場合に使われることが多い。
セットで使用される「連盟よさらば」の「連盟」を差し替えて「○○よさらば!我が代表堂々退場す」が基本形となる。
- IWCよさらば!我が代表堂々退場す(国際捕鯨委員会からの日本離脱)
- EU/欧州よさらば!我が代表堂々退場す(イギリスのEU離脱)(ブレグジット)
- 評議会よさらば!我が代表堂々退場す(ロシアの欧州評議会離脱)
- 我が代表以外堂々退場す(国連人権委員会でのロシアの演説中に欧米の外交官ら数十人が一斉退席)(応用)
- 唐帝国よさらば!我が代表堂々退場す(遣唐使廃止)
余談
元記事の「連盟よさらば!」の見出し下の写真の複数の人物は、上から日本の松岡洋右全権代表、中国の顔惠慶代表、ベルギー代表兼議長のイーマンス氏。
国際連盟脱退について囃した新聞は朝日新聞だけでなく、中外商業新報(現・日本経済新聞)も「聯盟よさらば わが代表決然議場を去る」と見出しで報じた。
脱退後、国民から歓待された松岡全権代表始め日本の代表団だったが、元から国際連盟脱退を既定路線としていた訳ではなく、あくまで選択肢の一つだった。
関連動画
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関連項目
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