効とは、効き目という意味の字である。
漢字として
效
- Unicode
- U+6548
- JIS X 0213
- 1-58-35
- 部首
- 攵部
- 画数
- 10画
- 意味
- 旧字体は效。
- 学ぶ、倣う、真似る、則る、致す、授ける、呈する、発揮する、現す、効き目、いさおし、(校と通じて)試す、(傚と通じて)ならう、まねる。
- 效は〔説文解字・巻三〕に「象るなり」とある。効は俗字。〔玉篇〕に「俗效字」とある。
- 字形
- 矢+攴の会意。矢を叩いて作るもしくは直すという意味。
- 效の甲骨文・金文での字形は矢+攴である。春秋時代のころに矢が変じて交の形になった(矢と交は甲骨文・金文で形がよく似ている)。
- 音訓
- コウ(漢音)、訓読みは、きく、ききめ、いたす、ならう。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 効(效)を声符とする漢字には、傚などがある。
- 語彙
- 効果・效学・効験・効能・効用・効率・効力
異体字
- 0
- 0pt
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