決とは、決定、取り決めということである。
漢字として
决
- Unicode
- U+51B3
- JIS X 0213
- 1-49-51
- 部首
- 冫部
- 画数
- 6画
- 意味
- 堰をきる、溢れ出す、決定する、必ず、歯で物を断つ、殺す、(抉と通じて)えぐる、(訣と通用して)別れる、(蹶と通用して)跳ね起きる、(𦐍と通じて)飛ぶ、(缺と通じて)破れる、という意味がある。また川の名。
- 〔説文解字・巻十一〕には「流れを行(や)るなり」とあり、堰を切って水を流すとある。
- 字形
- 水+夬の会意説、夬を声符とする形声説がある。夬は抉り取る、切るという字であり、水を流すという意味。
- 音訓
- 音読みはケツ(漢音)、ケツ、ケチ(呉音)、訓読みは、きまる、きめる、さく。名のりに、さだ、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字で、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 決を声符とする漢字には、𧻯などがある。
- 語彙
- 決意・決潰(→決壊)・決死・決心・決戦・決然・決断・決定・決裂
異体字
- 𣲺は、〔説文解字〕の本字。
- 决は〔玉篇〕にある俗字で、また簡体字でもある。JIS X 0213第2水準。
書き換え例
- 1
- 0pt
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