現代・アトスとは、韓国の現代自動車が生産、販売していた小型車である。
概要
韓国国内における軽車(キョンチャ)クラスのエントリーモデルとして1997年に発売。
アジア通貨危機による影響で一時期販売台数首位になったが、ライバルとなる大宇・マティスの登場により販売不振となる。
2019年現在の韓国国内における現代自動車の量販車では唯一の軽車クラスのモデルであった(公官庁向けに販売されていたブルーオンを除く)
アルファベットの表記は「ATOZ」となるが、輸出モデルは「ATOS」に改められていた。
歴史
エンジンは800ccのガソリンエンジンを搭載。当時のライバルであった大宇・ティコがスズキベースの3気筒であったのに対し4気筒エンジンであった。
1998年には2人乗りのバンモデル、LPGモデル、新グレード(Advance/EUROPA)を追加。
1999年には起亜自動車から姉妹車のヴィストの販売を開始。
このモデルは現代ブランドで「アトスプライム」の名称で輸出されていた。
2000年にはフェイスリフトを実施。
外装デザインが一部変更されたほか、エンジンに800cc TCI(インタークーラーターボ)を追加、トランスミッションに4速オートマチックを追加した。
2002年には生産を終了。
関連項目
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