異形の神の幼生(Larva of the Outer Gods)とは、クトゥルフ神話における神の区分の1つである。
概要
異形の神の幼生はアザトース(Azathoth)の宮廷で踊っている存在のいずれか、もしくは宇宙空間を漂っている外なる神の幼生を指す。
さまざまな形態をとり、不死身であるとされる。アザトースの周りを踊る下級の異形の神から産み落とされ、アザトースの宮廷から放出された存在であり、自我が芽生えるものもいるという。
異形の神の幼生は無数に存在し、それぞれが特別な力を持っていると考えられる。ただすべてが大いなる外なる神に成長するかはわからない。
ただただアザトースの宮廷にいるか、宇宙に漂い続ける存在であり、偶然、もしくは意思を持った個体が惑星に飛来し、長い眠りに入るか脅威になったりするといわれる。数多存在するため、想像できるすべてのことが起こると考えてよいだろう。
現実の宇宙や地球で出会うことは稀であるが、ドリームランドではありきたりの存在として現われるとされる。
星の母(Star Mother)は異形の神の幼生の1体である。
登場作品:『未知なるカダスを夢に求めて』ーH.P.ラヴクラフト
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