異説クラブメンバーズバッジとマイクとは、ドラえもんのひみつ道具である。
概要
てんとう虫コミックス23巻「異説クラブメンバーズバッジ」にて登場。マイクとバッジがセットになったひみつ道具である。
世の中には広く知られている「定説」の他に、それとは異なった「異説」を唱える人が存在する。このひみつ道具では、マイクに異説を吹き込み、バッジを付けることで、その考えを持つ人の仲間になることができる。例えば、「地球平面説が正しい」と信じれば地球が真っ平らの世界になり、「月の裏には文明がある」と信じれば、月の裏側に文明が存在する世界になる。効果はバッジを付けている間のみ反映されるので、誤って外れてしまうと、大惨事になる可能性があるので注意。
原作ではこの道具の制限について特に触れられていない。2019年に公開された「ドラえもん のび太の月面探査記」では、長い間信じられてきたことしか反映できず、夢をなんでも叶える道具、というわけではないとされている。
原作では、これを用いて地球空洞説を信じたドラえもんとのび太が、地底世界に新たな文明を築き、ジャイアンとスネ夫を驚かせる話となっている。また、2019年に公開された映画「ドラえもん のび太の月面探査記」はこの話を元にしており、「月の裏には文明がある」という異説を信じた二人が文明を築くところから物語が始まっている。
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