BATICとは、かつて東京商工会議所(東商)が主催していた検定試験(民間資格)である。
概要
正式名称は国際会計検定。
簡単に言ってしまうと「簿記検定版TOEIC」とか「英語版簿記検定」といった感じの試験で、問題文が全て英語で書かれた簿記検定である。
簿記自体の難易度は日商簿記2級に毛が生えた程度で難関資格と呼べるほどではないが、最低でも英検2級に合格できるくらいの英語力が無いと問題文を読むのが困難になる(本音を言うなら英検準1級かTOEICスコア730点以上が欲しいところ)。
1000点満点の試験でTOEICなどと同様に合格・不合格という概念は無いが、点数によってもらえる称号が異なる。履歴書に書くためにはコントローラーレベル(最上級、880点以上)かアカウンティングマネジャーレベル(上から2番目のランク、700点以上)が欲しいところ。
難易度が高い割に知名度や社会的評価がイマイチだったためか、2022年冬の試験を最後に廃止された。
関連項目
- 検定試験
- 資格の一覧
- 難関資格
- 商工会議所
- 英語検定
- 簿記検定
- 日商簿記
- 全経簿記
- 建設業経理士
- 税理士
- 米国公認会計士(USCPA)…アメリカ合衆国の認定資格。現在はBATICの代わりに挑戦する人が多いと言われている。
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