Django Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)とは、1910年2月23日ベルギー・リベルシー生まれのギタリストで、
しばしばチャーリー・クリスチャンと並びジャズ・ギター開祖の一人として数えられる。
概要
経歴
1910年 ベルギー・リベルシーのジプシー一家の元に生まれる。
1924年 バンジョーを演奏、初録音を経験。
1928年 キャラバンが火事に遭う。この時、火傷を負ってしまい、左手薬指と小指が生涯不自由となってしまう。
1931年 終生の朋となるステファン・グラッペリと出会う。
1932年 プロデビュー
1933年 ステファン・グラッペリと活動開始。
1934年 弦楽器のみによるジャズ・バンド”フランス・ホット・クラブ五重奏団”結成
1935年 コールマン・ホーキンスと共演
1937年 エディ・サウスと共演
1938年 ベニー・カーターと共演
1939年 ステファン・グラッペリと一時決別、ユーベル・ロスタンと共に活動する。
1946年 ステファン・グラッペリとの活動再開。デューク・エリントンの招きで渡米、米国ツアー。
1947年 エレクトリック・ギターもプレイしはじめる。
1949年 ローマのクラブ”Rupe Tarpea”にて、傑作『Djangology』を録音。
特徴
火事で動かなくなった左手薬指と小指のハンディを克服すべく身に付けた、手のひらでギターネックを包み込むように支え
親指で低音弦を、中指と人差し指でメロディを押さえるという独自の奏法が特徴。
また、余談ではあるが、彼は譜面を読むことはおろかコード記号すら知らなかったといわれている。
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