Nexus6Pは、華為技術有限公司が製造、Googleが発売したAndroidスマートフォン
概要
2015年9月発売。Google Nexusシリーズのひとつ。SIMフリー機。
その名の通り、「Nexus6」の後釜機種であるが、前作はモトローラ製だったのに対し
今度は華為技術有限公司が製造している。
液晶サイズは5.7インチで、有機ELディスプレイを搭載。
同期の兄弟機種として、5.2インチ版の「Nexus5X」が存在する(製造はLGエレクトロニクス)。
OSバージョンは出荷時は6.0。2016年12月現在は7.0にアップデート可能。
本体裏面には指紋認証センサーが搭載されており、スリープ中でも設定しておいた指をセンサーに当てるだけで、スリープ解除・ロック解除が一斉に行えるので、利便性を犠牲にせずにセキュリティを高められる。
CPUはクアルコム製 Snapdragon810 2.0GHz×8のオクタコア(8コア)であり、発熱が心配されたが、
幸いにも本体がアルマイト処理されたアルミニウム製だったことにより放熱性が高く、ユーザーからの苦情はあまり目立たなかった。
LTEの対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20/28/38/39/40/41と幅広く、NTTドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルのプラチナバンド(700~900MHz)をカバーしている。KDDI主力のバンド18はカバーしていないが、そもそもKDDIのSIMで通話が出来ないので正直要らないかもしれない。
ストレージ容量は32GB・64GBのモデルが存在した。なお、海外版は128GB版も存在するが、残念ながら日本では発売されなかった。microSDカードは使えないので要注意。
メインメモリ(RAM)はどちらも3GB。
音声通話はVoLTEに対応。通話対象が同ネットワーク同士間かつ、両者ともVoLTE対応端末であれば高音質通話が行える。ただし、ソフトバンク・ワイモバイルのSIMのみ対応。NTTドコモのSIMはVoLTEは使えず、KDDI(au)のSIMはVoLTE機専用SIMを挿しても音声通話不可能。
充電端子はUSB-C。付属の純正充電器は電圧5ボルト×電流3アンペア=15ワットと高出力型。
販路
販路は日本国内では、Googleのネット直販をはじめ、ソフトバンクが取り扱った。
2016年12月からはワイモバイルも取り扱いを開始する。
なお、ソフトバンク版・ワイモバイル版は出荷時にSIMロックがかかっているので要注意。
ただし購入後から半年経過後に手続きを行えばSIMロックを解除しSIMフリー化が行える。
カラー
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関連項目
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