Sequelとは、Steinberg社が公開しているDAWである。
概要
ループシーケンサーに特化しているDAWで、インターフェイスは同じくループ編集に適したDAWソフトのACID(SONY)やLIVE(Ableton)に似ており、ライブラリには5000種類ものループ素材が同梱されている。また、MIDIデータもオーディオデータのように扱いやすい仕様になっている。
ただ、ループシーケンサー、または内部完結型として特化したがために、外部のハード音源は使用できず、よってMIDIを鳴らすためにはソフト音源しか利用できない。ボーカルなどのオーディオの録音は出来る。
DAWとして少々の制限はあるが、
- コストパフォーマンスが非常に高い。
- 同じくSteinberg社が開発するCubaseのような「多機能ゆえに煩雑」なことがなく初心者に扱いやすい。
- Cubaseと同等のオーディオエンジンを搭載している、
などのことも考慮すれば、大いに一つの地位を獲得し得るDAWソフトウェアである。
また、既にDAWソフトウェアを所持している人から見ても、そのループ素材の豊富さに、一つのライブラリとして選択する手もある。
ちなみに、Cubeseとは開発コンセプトから異なるため、Cubaseの廉価版と考えるのは間違いである。
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関連項目
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