丶とは、読点と同じような形の漢字で、部首である。「、」や「ヽ」とは別の字。
形が単純であり、AAで使われることもある。ニダーのAA(<丶`∀´> )などが有名。
漢字として
- 意味・字形
- 〔説文解字・巻五〕には「絕止する所有り、丶して之れを識るすなり」とあり、読点(、)のような区切り文字であるとある。また字形について指事としている。
- しかし、丶字は金文で主の意味で使われており、主の初文である。字は指事ではなく灯火の炎の象形。〔説文〕にも主字の解説において「鐙中の火主なり。(略)丶に從ふ」とある。
- 音訓
- 音読みはチュ(漢音、呉音)、シュ。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第2水準。
- 部首
- 部首、丶部を作る。
異体字
- 𪐴は、〔集韻〕などにある異体字。丶のことを𪐴点という。
互換文字
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