ニコニコ大百科

なふ

lov

なふー

えｗｆ

ｊ０９

なふ

とりあえず次。

「飛沫　あがる わたし　駆ける 追いかける星は まわる　まわる　ちいさなつぼみ」

ここの論理構成は「原因:『飛沫　あがる』」「結果:『わたし　駆ける』」だと思います。つまり、飛沫があがったからそれにせっつかれて駆けだした、と。いきなり飛沫がかかってきたらそりゃ驚きますよね。ただ、一つ気になるところが。「飛沫　あがる」これ、大元の要因は何なのでしょうか。

「追いかける星は　まわる　まわる　ちいさなつぼみ」

せっつかれて駆けだした「わたし」を星が追いかける。そして星は「まわる　まわる　ちいさなつぼみ」である。星がちいさなつぼみであるというのはどういう状態でしょうか。よく「流れ星に願うと願いがかなう」と言うものですが、確かに現代では星は夢を叶えるもの、転じて夢の象徴にもなっています。
夢の象徴としてはもう一つ「花」でしょうか。それこそ「夢が花開く」というのはよく聞く表現ですね。つまり、「夢はまだ花開いていない」という意味でしょう。
「まわる　まわる」の部分。星も時間と共に空を動きます。星が夢のメタファーだとすると、夢が揺れ動いている状態でしょうか。

なふー

1915年5月31日深夜　ロンドンが空襲される
　ツェッペリン飛行船「LZ38」がロンドンを空襲（現地時間22:23,日本時間１日0723より)、市民７名が死亡。
　現在西部戦線はドイツ軍が制空権を握りつつある。今回の空襲もその結果であろう。

なふ

なふー

びーふん

なふ

もふ

なふー

>>2969890補足
　
　当時の空はまだ速度の遅い飛行船でも空襲できる程度の戦い模様でした。それがもたらす結果も第二次大戦の惨禍を知ってる我々にはかわいいものです。しかしながら、ドイツの飛行船ツェッペリンがロンドンやパリなど連合国側の都市市民を恐怖のどん底に突き落としたことは疑いがありません。
　「銃後」の市民も直接攻撃にさらされる時代のその始まりと言えます。
　（個人的には現代の戦争は市民が巻き込まれないという意味ではむしろ第一次大戦以前の状況に戻ったと思います。最近の安保問題でやたらと市民の犠牲を言い出す人たちはこの点を分かっているのでしょうか？）

ぶーひん

「さいて　さいて　月にお願い おだやかな影に薄化粧
　しらずしらず　えいや！と投げた つぼみは　行方知れず　のまま」

「さいて　さいて　月にお願い」。今あえてこういう切り方をしました。というのは、この「さいて」と言うのが、願望を表しているのだと考えたからです。つまり、「つぼみ」の状態の夢が花開いて（＝さいて）ほしい、と「月にお願い」。

「おだやかな影に薄化粧」。「おだやかな影」はおそらく月に起因しているものだと思われます。「薄化粧」とは文字通り、あまり目立たないように化粧していること。月の光でぼんやりと明るくなっている夜の様子、と言いたいところですが、「おだやかな影『に』薄化粧」です。薄化粧も何かのメタファーでしょうか。

「しらずしらず　えいや！と投げた　つぼみは　行方知れず　のまま」は、月に願いをかけているうちに見失った夢が見つからずにいることでしょう。夢がかなってほしいと願いをかけているうちに肝心の夢の本質を忘れてしまった、ということでしょうか。

なふ

ちなみに失われた時を求めて（アニメじゃない！）の最後の章
はこのツェッペリンの恐怖におびえ、灯火管制を実施している当時のパリを舞台にしています。

1番の終わりまでというところで今日は切ります。とりあえず残った問題は

・「夢」の内容
・「つまさきであやす」とは何を意味しているのか
・何故「月にお願い」か
・「薄化粧」の意味

あたりですかね。

LZ38
5回の空襲で8360㎏の爆弾を投下
少ない！

なふー

なふ

カラカラ浴場

ぶーひん

>>2969903
おや、そうなんですか。
それは少ない

なふー

コンスタンティヌスの凱旋門

サンタ・マリア・マジョーレ大聖堂